わくわく海外編。去年末のこと。書くことが爆裂に多いはずなのでザックリいく。

◆なぜ、どこに、どのように

俺につきまとう彼女ヅラしてる謎の人物(以下、A氏と称する)がイギリスにいるので、スペインで落ち合って旅行した。海外に計5泊で、移動含めて7日の日程。スペインのバルセロナとイギリスのブリストル、ロンドン。

◆準備

▼購入

▼移動回りの手続き

Kiwi.comというサイトでほにゃほにゃと飛行機のチケットを予約した。

旅程とかeチケットとか、自分の移動を示す何かを紙に印刷して持ち歩いたほうがよい。ただし飛行機の時間はどっかで変わったりするんで印刷のタイミングは粘ったほうが良い。そして印刷されていることよりもインターネットで最新の情報を見るのが良いはず。

中国のトランジットが18時間とかあったんで72時間のビザを取ったんだが、例えばそういう仕組みについても英語の資料を印刷するのが吉。

航空会社の提供するサービスも印刷重点。中国南方航空が提供する無料ホテル宿泊サービスは事前予約とかなくて不安だったので印刷していって、それカウンターに渡したら話がスムーズでした。

▼プライオリティパス

空港のラウンジを無料で使えたりする。使えなかったりもする。使えることが多かった。

俺は楽天カードという底辺カスクレカを使ってるんだけども、年会費のかかるプレミアムカードに変えると無料でプライオリティパスを申し込める。

俺は楽天のポイント溜まりまくってるのでダイヤモンド会員であって、ダイヤモンド会員が指定のURLからカードをプレミアムに切り替えると4,000ポイントもらえる。

ほんで、誕生月付近にプレミアムカード切替で8,000ポイントもらえるキャンペーンが発生していた。プレミアムカードの年会費が11,000円であるからして、切り替えで1,000円得する。そしてプライオリティパスが無料で手に入る。そうした。

楽天のプライオリティパスは

  • プライオリティパスアプリのデジタル会員証に対応してない気がする。
  • 2025年1月1日以降から「年間5回まで無料」に弱体化するらしい。
    • 俺は来年の年会費がかかる前にノーマルカードに戻す。
    • 楽天証券のメリットがもっと大きかったら良いんだけども。ノーマルカードから+3,000円にしかならん。プレミアムカードのメリットが小さめ。

プライオリティパスのアプリはオフラインでも微妙に情報を保持してくれるので、行く予定のラウンジはお気に入りに入れておくのが吉。

▼にづくり

楽天カードの海外保険のページは印刷して持っていけばよかったかも。カードにも電話番号書いてあるけど。

◆行き

成田空港から上海、上海からミラノ、ミラノからバルセロナ。

キャリーケースとショルダーバッグを持ってお家から飛び出してバーンと移動してバーンした。国際線でありますから出発時刻の2時間半前くらいに到着すりゃいいだろうと考えつつ3時間前に到着した。AirChinaでミラノまで行くのだが、自分が出発ロビーに着いた時にはチェックインが既に長蛇の列になっていた。結局は一時間強並んだ。とはいえ先頭に並ぶためにはチェックインが始まる1時間前くらいには着いていなければならんはずで、どちらにせよ待たされたでしょう。

長蛇の列だったので、その列の間をすり抜けて反対側に行きたい人向けに前に少しスペースを空ける係をやってた。我は偉し。

チェックイン時に窓口の係員から「いつ日本に帰ってくんの?」って訊かれたんだけど、口頭の説明が微妙に通じず、帰りのeチケットを印刷した紙を渡したらラクチンポでした。その紙を見ながらお姉さんは何か書き写してた。

出国は特に何もなかった。PCスマホをカバンの外に出しつつ液体類をポーチにまとめたやつを出しつつ上着脱ぎつつ機械に通しつつ。

プライオリティパスを使ってみたいので、出発ゲート34番から少し遠いけどラウンジに向かった。興味半分貧乏性半分。ラウンジはI.A.S.S Superior Lounge -NOA-であったはず。ラウンジでプライオリティパスとかチケットとかパスポートを見せたら入れてくれたので、カレーを少し食べつつ日本酒を飲んだ。飛行機用の飲み物を買いたかったんでゆっくり出来ませんでしたわ。出国手続き後にラウンジでダラダラしたいんであれば、チェックインを早めに済ますためにカウンターに早く並ぶのが良いだろうな。

チケットには搭乗時刻が印刷されているんでその時間に出発ゲートにいるべきだが、でもどの飛行機に乗るときもかなり待たされたし遅延していたから油断しても良いかも。15分遅れても余裕ある気がしている。

飛行機でアルコール飲んでみようかなと思って缶ビールを買ったんだが、間違って生ジョッキ缶をチョイスしてしまった。キンキンに冷やさないと泡が制御不能になるということを購入直後に思い出して泣く泣くゲートで並んでるときに飲み干した。

▼上海への飛行機

3時間半。飛行機は前の席にモニターが付いていたんだが、画面がタッチパネルじゃなかった。席のひじ掛けの微妙な位置に操作パネルがあってそれにより操作してました。みんなタッチパネルだと勘違いしてモニタを触ったりしていたんだが動かせておらず、少し面白かった。

機内ではアーサー・クリスマスの大冒険ってアニメ映画を見てました。普通の面白さだった。積極的に見る必要はない。備え付けのヘッドホンで観てたんだけど当然ながらノイキャンなんてない。でも機内はうるさすぎる。持ってるAirPods Pro2にはノイキャンあるけど機内の端末にBluetooth接続はできません。そこで、AirPodsでノイキャンしつつ備え付けのヘッドホンを被せて装着してみたところ、ノイキャンしつつちゃんと聴けた。快適。

機内食は焼うどんみたいなのと、日本食っぽい付け合わせ、あとパン。見た目よりかは美味しい。

機内食でも飲み物サービスでも英語で訊かれがちであるため、窓際の席だと遠くて機内もうるさくて聞き取りづらし。でも窓から景色が見放題なので窓際も好き。でも窓際はトイレに行きづらいというデメリットがある。あちらをたてればこちらがたたず。そして夜は夜景が綺麗だけど地形が見えないので謎が発生する。

▼上海乗り換え

謎だった。謎のアテンダントに乗り換え民が集められ、変な誘導をされ、何かを通過させられ、元の場所に戻され、変な窓口に並ばされ、何かチェックされ、窓口の前の何もねぇ場所で長時間待たされ、保安検査に直結させられた。座れる場所も無かったし、いつまで待てばいいのか案内がなかったんで疲れました。椅子があるだけで良かったんだけども。

中国の空港で給水機みたいなのが沢山あったが、紙コップが円錐状だった。日本の紙コップみたいな底が無く、ぺらぺら。小さくて頼りなくて置いておけない。再利用できないけど一回使って捨てるだけならエコであるような気もする。

給水機があると知らなかったんでペットボトルとか捨てちゃってたのを少し後悔した。ペットボトルに水を汲みたかった。お水大好き。

上海で出国したときにFirst Class Lounge No.69というラウンジに向かったんだが、深夜だからか閉まってた。かなしみ。空港のWi-FiあったんだけどLINEもTwitterも使えず、金盾を体験できた。PCから普段使いのVPNを使ってアクセスしようとしてみたんだけども、なにやら無理だった。必要であれば実績のあるVPNを契約しておくべきでしょうね。PCあるんならVDIでもよかろう。

▼ミラノへの飛行機

12時間半。寝ようと思ってネオデイを飲みつつ寝たりしてた。

機内食は計2食提供され、鳥の炒めたのとかパンとか白米とかメンマ炒めとか謎の黒いゼリーとかおかゆとかパンとかザーサイみたいなのとか桃とか味付けゆで卵とかヨーグルトとか食べてた。全部見た目よりかは美味しい。特別美味いこともないが不味くもない。黒いゼリーには「生和堂」とか「即食亀」とか書かれていたんで調べたところ、亀ゼリーというものらしい。こわい。

機内では確かインフェルノって映画を観た気がする。面白いっちゃ面白いが積極的に観る必要はない。

▼書くの疲れた

書くの疲れた。

▼ミラノ

入国してキャリーケースを捕まえ、バルセロナの飛行機が出るまでの暇つぶしをした。Milkaって書かれたマカデミアナッツ入りのチョコを買って齧りながら暫しボーっとしていた。空港のお店を回って見ていたんだが、日本の漫画も売ってる。最近のジャンプ漫画とかドラゴンボールの完全版とかAKIRAとか明日のジョーとかフェアリーテイルとか。が売られてたのは何だか不思議だったな。なぜ累。

読めない漫画を買ってもしょうがないのでFANTAのLIMONATAとかってのを買って退店し、飲もうと蓋を開けたところ、ペットボトルの蓋がリングと一点でくっついていて外れないようになっていた。EUで何かそういう法律があったような気もする。分別する必要ないのかね。分別しなくても蓋が閉まってなくて中身が空ならいいとかって話も聞くけど。LIMONATAはめちゃくちゃ予想通りの味してた。海外だからといって何もかも裏切ってくるということもないらしい。

チェックインまで時間があったのでぶらぶらしていたところ、空港の人通り少ないところでホームレスが寝てたりした。寒いしな外は。

出国の検査が何かハイテクで、荷物からPCとか外に出す必要が無かったっぽい。全部ハイテクになって欲しい。

出国後、Club S.E.A – Sala Monteverdiってラウンジに行った。パンっぽいもの食べたりヨーグルト食べたりワインを2杯飲んだりコメを食べたり人参食べたりスイーツ食べたり大暴れした。冷蔵庫にペットボトルのソフドリがあったので、POWERADEというスポーツドリンクを盗んだ。

▼バルセロナへの飛行機

1時間半。Wizz Airって航空会社の飛行機に乗ったが、格安航空だったのでモニタとか充電コンセントとか飲み物の提供とか無かった気がする。景色を見たり寝たりしていた。

他の飛行機では無かったこととして、添乗員さんに俺のショルダーバッグを上の荷物入れから降ろされるという事象があった。これはアジア人差別ですね。ということでもなく、手荷物として登録したやーつは上に入れておけないこともありそう。大き目サイズの荷物を課金で登録していれば、搭乗時にプライオリティ扱いを受けつつその荷物を上に収納できそう。

◆バルセロナ

着いたぞぉぉぉぉ。

っつって到着のロビーから出てウロウロしていたらA氏が近づいてきて捕まった。捕まったし英語を話せる日本人だったので行動を共にすることにしました。

バルセロナにはスリが多いとかってインターネットで見ていたので警戒しつつも何らかのバスに乗って市街に移動した。Aerobusだった気がする。チケットの販売機があってカード支払いできた。でも2台並んでいるうちの右側の奴はカード決済に失敗していた気がする。自信が無い。写真撮ればよかった。

バスに乗りつつワーッと移動してホテルにチェックインした。

hcc taber, バルセロナ | オフィシャルサイト (hcchotels.com)

ホテルで少し休んだ後、A氏のスペインの友達とかと会いつつ街ブラした。クリスマスシーズン真っただ中で人通りが多い。観光客も多そうに見受けられたが、警戒度低そうな人多かったかも。通りが京都みたいに区画になっていて、道路にイルミネーションがダーッと飾られていて明るい。そして道が広い。歩道のキャパが凄いわ。観光都市。道沿いの歩道が広くて、店が屋根を張って食事スペースにしたりもしている。それでも歩道には大きな余裕があるので素敵。日本にもそういう町があってほしいが、土地が限られているというか可住地が狭いんでマネできないのかもな。

ヨーロッパはゴミ箱がそこら中にあるんで捨て放題だった。段ボール製のごみ箱とかもあった。そのまま燃やすんだろうか。

▼カサ・バトリョ

ガウディの建築。

Casa Batlló by Gaudí, Barcelona | Official website (casabatllo.es)

A Winter NightというツアーのGOLDで予約していた。少し混んでいる。建物内部が色んな照らされ方していて綺麗だったが、天井や窓からの採光を見られないというデメリットあるかも。タイルとか曲線とか特徴的な家具やらドアとか多くてガウディっぽい。本物か再現かわからんけど見たことある椅子に座れたりもする。専用のタブレットでARしつつ解説のボイスを聴けるんだが、俺とA氏で別の音声が流れていて変だった。なんで違ってたんだろ。

帰りは、上がった分の階段を下らねばならんのだが、なんといえばいいのか分からんが鎖がすげぇ量ぶら下がってるカーテンがかかりまくっていた。あれもガウディなのか?

Kengo Kuma’s Aluminum Chain Staircase in Gaudí’s Casa Batlló (mymodernmet.com)

隈研吾だった。あのオッサンはこんなことまでしてるんか。止まった水流みたいで綺麗だったけどガウディっぽくはないかも。

お土産屋さんが下にあったんだけど、微妙だったんで何も買わなかった。サグラダファミリアで買う。出ようと思って出口を探したんだが、なんだか微妙に隠されていて出方が分かりづらかった。隈研吾のせいだな。次会ったらぶん殴る。

▼El Tros夕飯

A氏が予約していたレストランに行った。時間の縛りが発生するけど、不慣れな場所ならレストランは事前に調べて予約したほうが安心かも。

Restaurante El Tros de la Rambla, Barcelona

メニューがスペイン語だったけど、なんだか予想付いたんで適当に頼んだ。その気になればiOSのカメラ翻訳もできるでしょう。

スペインなのでサングリアをデキャンタで注文した。cavaって書いてあって、スパークリングワインだったかも。だいぶ飲みやすく美味しかった。あとはスライスぐるぐるズッキーニサラダと生ハムと黒いパエリアとタルタルステーキ食べました。全部美味しい素敵レストラン。タルタルステーキにはタルタルソースはかかってませんでした。粒マスタードが乗っていてポテチとパンが付いてきてた。

最後にラズベリーチーズケーキをひとつ注文して分けっこして食べた。真ん中フワフワ外側ネチョネチョで美味しめ。スペインすごい。

▼ホテル

ホテルの部屋を撮影するのを何故だか忘れていたので記憶が曖昧。部屋には備え付けのハンドソープとかシャンプー等あったのでそれで全身洗えた。とにかくまぁシャワーを浴びてSEXをした。海外のコンドームってどうなってるんだろうという興味あったけど日本から持って行ったサガミオリジナルを使った。容器が堅牢なので持ち歩くのに安心。

朝食はホテルのビュッフェをチェックイン時にお願いしていた。キッシュとかサラミとかパンとか生ハムとかチーズとかオリーブのピクルスとか美味しかった。特段凄いこともないが広くて清潔。コーヒーマシンがあったのは良かった。

ヨーロッパのビルは日本で言う1階が0階扱いされてた。知らなかった。エレベーターによって0だったりGと書かれていたりする。

▼パークグエル

ガウディの公園。

Official website Park Güell | Barcelona | Web oficial Park Güell | Barcelona (parkguell.barcelona)

広くてガウディっぽさありつつ特徴的な場所やモニュメントが沢山あり、自然もあって楽しげ。人は多いけど広くて混雑しない。高台からの景色が良く、青いトカゲモニュメントが有名っぽい。インコらしき緑の鳥が飛んだり歩いたりしていて可愛かった。松ぼっくりエビフライが落ちていたんだけどリスは発見できず。リスが住めそうなお家は木にぶら下げられていた。

飲料が売ってないので持ち込んだほうが良いかも。水飲み場はあるんで、そこで頑張って飲んでもいい。水筒あれば補給できるね。パーク内に飲食店もあったので、そこで飲み物を買えそうでもあった。

公園内の道端で歌うたったり楽器演奏したりでパフォーマンスしてる人がいた。許可取ってんのかな。流石にとってるか。

お土産屋に最初に入ってチラ見していたんだけど、公園を見て回ってる間のいつかのタイミングで閉ざされていて入れなくなっていた。謎。

守衛の家って場所に長時間並んで入った。色々書かれていたりビデオが流れていたけど、見ても見なくても良かったかも。

▼海岸

海岸をウロウロした。playa de la barcelonetaという名前であるはず。Homenaje a la nataciónとかあった。人が大勢いたけど割に綺麗な海岸で、砂と砂利が分かれていて楽しげ。鳩とかカモメが歩いていて足跡が可愛いし、砂利場には色々な石が沢山落ちていて楽しい。シーグラスも落ちてたので拾ったり投げ捨てたりした。

喉が少し乾きつつ小腹空いたのでAcai Beachなる飲食店に行った。これはGoogle Mapに保存していたので思い出せた。赤めのサワー的な飲み物ひとつを分けっこして飲みつつ、バナナの入ったアサイーボウルを食べました。名前はわからない。メニューを撮影し忘れて思い出せないから。アサイーボウルは量が多いので、ひとりひとつとか頼まなくてよかった。

海岸に限らず犬を散歩している人が多かったんだけど、紐で繋いでないかも。とはいえあっちゃこっちゃ行ったり飼い主を置いてったりすることはない。小型犬でもちゃんと躾されているように伺える。でも色々な犬種を紐で繋いで歩いている人の犬は好きに動いていそう。散歩のバイトなのかも。

▼バルセロナお店

スーパーに行きたくてMi Alcampoという店に行った。食料品やら何やら色々が売っていて眺めるのが楽しい。いろんな種類のモンエナとか代替ミルクが売ってる。この店に限った話ではないが、日本的なティッシュは売ってない。ティッシュ売ってるっちゃ売ってるが、なんか違うティッシュ。厚すぎたり大きすぎたり。あと海外のティッシュペーパーは細い。肛門に直撃させないと指がアヌスに滑り込むぞ。

街には大麻屋さんが点在している。大通りにポンポンとある。THE CANNABIS SHOPみたいな。一人旅だったら入ってみてたかも。薄暗そうな店もあったけど、明るくてお土産とかも一緒に売ってそうなカジュアルなカナビスショップもあった。その辺のお土産屋さんには中指をおったてたミッキーのTシャツとか鼻からお薬をキメてる白雪姫のTシャツとか売ってて、怖いもの知らず。

ホテルの斜向かい辺りにはSEX SHOPもあった。SEX SHOPってなんだよ。SEX SHOPのわりに大通りに面した場所でガラス張りで営業してる。日本みたいに町がゴチャゴチャしてないゆえ隠れた場所もないし繁華街も集中しないんでそうなるんだろう。他の場所にもアダルトショップとかあるんで需要もあるっぽい。入ってみたかったけど、入れるタイミングでは疲れてクタクタだったので諦めてた。

港の周りに小規模な屋台が並んでいて、そこでチュロスを買った。チュロスはスペインでなんだか大人気で、長蛇の列出来てました。その場でバカでかいチュロス絞りマシンと、これまたデカい鍋に油をグツグツいわしたもんを用意して屈強なオッサンたちが止めどなくチュロスを生成してた。熱々でうまめ。その場で食い切れなかったんだけど、ホテルに持ち帰って冷めた状態のを食べても美味しかった。油が紙袋を貫通するのは少し困ったけど。チュロス屋台でホットチョコレートも一緒に買ったんだけど、とんでもなく濃い。牛乳で五倍に薄めたいくらい濃い。

クリスマスマーケットにも行った。規模の大きな同じフォーマットの屋根付き屋台が並んでいて、良くわからんものを色々売っていた。

市街には日本の店もポツポツある。Nijiっていう餅屋とかあったけど閉まっていたんで入れなかったな。ラーメン屋もホテルのそばにあったけどタイミング無くて入れなかった。

▼MICU MACU夕飯

A氏の予約したMICU MACUという店に行った。ゴリラの置物がリアル。予約した観光客が多くて少し外で待たされた。後々空いてきたけど、一人旅じゃない場合は店探しでダレてもアレなので予約は必要だろう。

デキャンタでサングリアを頼んだんだけどアルコールが強かった。El Trosくらいのを想定してたんで余裕ぶっこいてたが、もう普通にワインの濃さ。飲み切るのが大変だったしグラス単位で頼むべきでした。

メニューを撮影してなかったんで正確な料理名が分からんのだが、カプレーゼとクリームパスタとクロケットと黒パエリアを食った。黒パエリアがとても塩辛かった。俺はしょっぱみに弱いゆえ食べるのが辛かったです。基本の味は美味しいはずなんだが塩が多すぎる。

しょっぱさでクラクラしつつその日はホテルに戻りました。

▼Casa Vives朝ごはん

Casa Vives – Pastisseria i Bomboneria – Casa Vives

パンとコーヒーを買って食べ歩きしつつ移動した。写真を撮り忘れたんだが、生ハム挟まりパンとクロワッサンを買った気がする。なんてことは無いが美味しい。

▼サグラダファミリア

Sagrada Família – Official ticket vendors – Sagrada Familia

ほんへ。完成前に見に行きたい建造物No.1。予約済み。敷地の周りをグルグル回って入り口を探して突入した。サグラダファミリアに限らんけど、チケット購入したらアプリをインストールすればいい。AppleWalletにチケットを入れておける。買ったチケットはNativityのタワーに登れるもので、サグラダファミリア到着後すぐに上るように時間設定した。塔は登れるんなら登って良いが、お金かかるし階段が少し多め。そしてサグラダファミリアの事前情報を持っていなければ塔に登ってもそんなに満足感ないかも。

塔以外特にないチケットを選んだんだが、音声ガイドがアプリから使えていた。日本語。AirPodsを左右で分け合いながら写真撮りつつ見て回ってた。AR機能で動画を再生できるようになったりしていたが素朴。NHKの特集やらサグラダファミリア展(激混み)で事前に見ていたものの本物がそこら中にあってワァ…状態になってた。詳細に語り始めると文章量が爆発するので、自分で行って見てもろて。

気になったところを以下に列挙する

  • 受難のファサードの人物彫刻が角ばって特徴的すぎるかも。
  • 日本人が作った扉の緑色が濃すぎる。浮いてる。
    • 文字が刻まれまくった黒い扉はマッチしてる。
  • 五線譜だか音符だかをイメージした、音楽隊が並ぶためのスペースを見つけるのに少し難儀した。高いところにあった。
    • そういえば生誕のファサードの金色の像も見つけられたんだか見つけられてないんだかよくわからんかった。
  • ステンドグラスの光の入り具合を見たいなら午前中から行くべき。そしてまた別の時間にも行くべき。
  • 地下礼拝堂を見られる窓があって人が座ってるのを見かけてたんだが、行き方が不明だった。そんなに探しもしなかったが。
  • 12月26日は短縮営業っぽくて、お土産屋を含む周辺施設が早い時間で閉まってた。お土産屋で物を買うのがわりかしギリギリで危なかった。買えてよかった。
  • iPhoneのアプリで3Dスキャンして遊んだんだが、まだ精度は低そう。精度があがってくると迷惑なスキャン客が出て来るだろう。そのまえに施設から3Dモデルデータを先んじて提供するべきだろうなとか考えてた。
  • サグラダファミリア内を見切って展示とかお土産屋さんのある方面に向かったのだが、途中にある自販機の片方が壊れていてクレカ決済できなかった。暫く待たされてから払い戻しされた。直せ。

お土産屋さんはガウディまわりではサグラダファミリアが一番充実してた。結局のところ、缶のクッキーとペーパークラフトと金属製の栞とマグネットを買った気がする。

お昼ご飯のレストランをA氏が予約していたのだが、それは何らかの理由でキャンセルになっていた。忘れたけど。

▼Gelateria Carte d’Orたべあるき

Gelateria Carte d’Or (gelateriacartedor.it)

スペインだけどジェラート食べた。チョコバナナとピスタチオを注文して食ってたんだが、日本のジェラートの方が美味しいかもな。

▼Sant Pau

Recinte Modernista Sant Pau Barcelona | Web Oficial

ガウディの弟子が作った病院。たぶん。弟子っこの建築だからか観光客は他と比べて大分少なかった印象。でも中々綺麗で落ち着いていて清潔でいい雰囲気でした。展示も頑張ってる。日本語じゃないうえに物量が多いんでちゃんと読めなかったけど。白い通路とか地下通路が面白かったが、あれは機能的なのだろうか。

夜にはイルミネーションが凄いことになりそうな雰囲気があったけど夕方に脱出した。

▼Casa Mila

Casa Mila (La Pedrera) | Gaudí Building in Barcelona

ガウディ建築。屋上に登ったタイミングで日が沈むようにA氏が予約していた。偉い。わりと人多め。音声ガイドを借りることができる。音声ガイドは位置によって自動再生されるようになっていて、微妙にかみ合わない。勝手に次のが再生されたり、指定の場所で再生されなかったりしていた。

内部は機能的かどうかは分からないが歩いていて楽しげ。導線が謎かつ見通しが悪いので、ホラゲーのステージみたい。派手な演出は無いけど当時の物品が残されていてエモーショナル。

屋根裏に入ってからが楽しくて、天井が肋骨であるうえデザイン的な観点での展示があって嬉しい。模型も良い。展示の満足感は一番だったかも。

屋上にはワケわからんものが乱立していて起伏に富み、遠くに建築中のサグラダファミリアも目視出来て楽しい。階段の構造が不思議で表現できないんだけど、とにかく高い方の段で降りようとすると絶妙な高さで足を破壊しようとしてくる。屋上が一番の撮影スポットみたいな感じになっていて混雑しているし危険。そして建築当時は屋上のフェンスが無かったとか音声ガイドで説明されて笑った。死んじゃう。

屋上を見終わって1階まで降りて行ったらデカい赤子の首のモニュメントがあって意味不明だったけど撮影したりしつつ、お土産屋さんに入ろうとしたらなんらかのブザーが鳴ってビックリした。お土産屋さんは店外の扱いであるゆえ、先に音声ガイドを返却する必要があるんですね(一敗)。

お土産は何も買わなかった。屋上の塔のミニチュアとか塩コショウ容器とか少し好きだったけども重そう。お土産を置いている机の下の構造があのガウディの捻りの奴で芸コマだった。カサミラはガウディじゃないアーティストのお土産とか書籍も多かったかも。

▼Casa Amàlia夕飯

Casa Amàlia | Restaurante Casa Amàlia Barcelona (casaamalia.com)

ちゃんとしたレストラン。予約済み。家族連れとかもいた。

オリーブオイルが超緑でオリーブジュース(?)的な味わいを期待してたんだが、意外とサッパリしていて軽やか。日常的にいけそうなので欲しい。

テーブルに店員さんがひとり付くとか言ってて、そのお兄さんからオススメを教えられつつ、クロケットとカルパッチョサラダみたいなのとカネロニと黒パエリアを食べた。カネロニなる料理をそれまで知らなかったんだが、12月26日はカネロニを食べる日なんだらしい。おいしめ。

▼スペイン脱出

easyJetでバルセロナから脱出しイギリスのブリストルに向かいたい。空港への移動はバス。

空港でA氏がトイレにいってるあいだ、自販機で生ハムが描かれた何かを買おうと試みていた。カードで決済したところ、なぜかコインが自動販売機から排出される。コインを眺めつつ数秒思考がとまってたんだが、どうやらカードで商品の値段分の通貨を受け取ってそれで購入するというシステムをとってる自販機らしかった。どういう事情でそうなるんだろう。っていうかカードの現金化ってこんなカジュアルにやっていいんだっけ。とか考えつつそのコインで生ハムが描かれた何かを買ったらポテチだった。俺は肉の乾燥した何かを期待していたんだが、まぁ別に。

んで飛行機でバーッと飛んでブリストルついて、二段バスの二段目に乗って市街に移動した。キャリーケースをバスの一段目のラックに入れてて少し不安だったけど盗まれませんでした。盗まれてもAirTagで追跡できなくもない。

◆ブリストル

うっすら雨。チェックインしにホテルに直行。

Luxury Hotel in Bristol City Centre | Bristol Marriott Royal Hotel

ホテルに荷物を降ろしてからA氏の住まうフラットにお土産等を降ろしに行きつつ、洗濯するためランドリーを探した。

Park Launderette Bristol – Launderette in Clifton, Bristol

操作盤が謎の挙動と表示していて微妙に使いづらい。そして洗剤を入れ忘れて水で洗ってしまった。でも結果的に洗いも乾燥も問題なく出来た。洗ってる最中、Jo’s Teaでタピオカを摂取しに行った。Matcha X mas StarとRoasted Milk BobaのMilk Foam乗せ。どちらも美味しめ。Matcha X mas Starは黄色い星形ナタデココ入ってたんだが、ストローに入ってきづらい。飲みづらし。イメージ写真のナタデココ赤かったし。なんやねん。

▼Chengdu Guoguoyan夕飯

Guoguoyan Chengdu

中華。老四川担担面と老火牛腩飯を注文。担々麺は汁無しに近く、かん水入ってないらしい白さだったけどコシがあった。程よい辛さで旨味もあり美味しい。牛腩飯は肉と飯って感じでシンプル美味しい。量はどちらもそれなりに多い。

▼ミュージカル

Bristol Hippodrome

ピーターパンを予約してた。A氏曰く、かつて観た美女と野獣のミュージカルがとても素晴らしく感動したということだった。が、ピーターパンは内容的に全然ピーターパンではなく、オリキャラが沢山いてパロディやら漫談やらメインのバラエティ演目だった。俺は英語のリスニングが終わってたのでニュアンスしか掴めず。残念。

ピーターパンが主役でありながら活躍しておらず、フック船長とかスミーの出番が多い。最終的にフック船長がポワロになっててイミフ。と書きながら、アレは何だったんだろうという疑問が湧いて調べていたらフック船長役の俳優はマジのポワロだった。

デヴィッド・スーシェ – Wikipedia

マジかよ。そりゃ最終的にフック船長もポワロになるわい。知ったうえで観たかったかも。っていうか日本版のポワロの声の人ってピーターパンで何かやってなかったっけ?

熊倉一雄 – Wikipedia

スミーの声をやってるな。なんで俺はそれを覚えていたんだ。

演劇は長くて途中休憩あったが、観てる途中でなんだか酔ったっていうか具合が悪くなってしまい、劇場から脱出するときにA氏と逸れてしまうという失態を演じてしてしまった。ピーターパン許すまじ。

▼Marriott Royal Hotelすごし

スーパーに寄って日本から撤退したinnocentのBOLT FROM THE BLUEを買って飲んだりした。公式サイトの文言が何か病的だけど美味しい。

テレビでパウパトロールとか3Dアニメからワードを引き出すみたいなクイズ番組とか料理番組を見ていた気がする。

左足の指の付け根が痛むんで見てみたところ、小さい水膨れみたいなのが出来ていた。歩く時に痛し。最終的にこの水ぶくれは足の先の方に膨らみが移動したため歩行時の痛みは無くなり、2日くらいでへこんだ。潰れたわけではない。

朝飯はホテルのビュッフェだった。コーヒーか紅茶か飲み物が選べて、せっかくのイギリスなんで紅茶を頼んだ。頼んだところ、ティーバッグの紅茶、TWININGSのEnglish Breakfastが提供された。他の店でもだがイギリスで紅茶を注文するとティーバッグの紅茶が出てくる可能性が高め。こだわって淹れてる様子も無く日本の緑茶みたいな扱いではなさそう。イギリスの朝食はバランス取れそうな選択肢が少なく、野菜好きな俺をもってしてもプレートが茶色くなりがち。いうほど美味しくもない。でも体験できてよかった。

マーマイトも置かれていて、不味いってのは知ってたんだが食ったことなかったんで食えて良かった。そしてパンに塗って食うもんではないな。ホテルのビュッフェに置くものかね。

▼ロンドンに移動

バンクシーの絵がその辺にあって、見た。青いペンキがぶつけられていたように見えた。あれは最初から青いペンキ付いてたんだろうか。

Mrs Pottsという店のホットチョコレートをオススメされたので買いに行った。前評判通り温かくて美味しめ。底につぶつぶが残っててそれも美味しめ。移動のためにバスに乗る必要があったんだが、間に合わないと思って走ったらA氏が盛大にホットチョコレートをぶちまけてアウターやらポーチが盛大に汚れてた。濡らしたティッシュで拭ったりしたが落ちない。気を付けるべし。

Bristol Temple Meads駅に行ってロンドンはパディントン行きの列車に乗った。と言う風にスムーズにいけばよかったんだが、列車の準備だかが遅れたそうで、出発時刻はおろかホームすら変わった。そして次のパディントン行きの便がキャンセルになってた。こまる。

電車内では対面になる席ならない席あったが、対面席に座らされた。おじいちゃん二人組と向かい合いながらの移動。でも広いテーブル使えて良かった。おやつ食べたり飲み物飲んだり。外を眺めたり。話したり。

◆犯罪都市ロンドン

パディントン駅着。パディントンベアのストアとかWasabiなる日本食店とか、そのほか色々な店があって駅ビル的。駅にHAYAO MIYAZAKIの最新作であるTHE BOY AND THE HERONの大きな看板が掲示されていた。海外でどう評価されるんだろう。

駅から出た街並みの道の狭さが日本っぽいねと感じながらTudor Court Hotelにチェックインした。

Tudor Court Hotel Paddington | London – Boutique Hotels in Paddington (tudorcourtpaddington.co.uk)

狭くて安い部屋であるはずだが、単価が他のホテルとはそう変わらなかった。ロンドンだからかな。

クリスマスマーケットを観に行くためにパディントン駅からWestminster駅に移動した。着いたころにはもう暗く、ロンドン・アイと呼ばれているらしい観覧車がピンクに光ってたしロンドン・アイのそばの建物がビビッドな色にライトアップされてた。近くにあったビッグ・ベン(和名:大便)も見たんだが意外と低め。

街にもWasabiがあって日本食は意外と人気なのかも。調べた感じ韓国人が興した会社らしいけど。海外の寿司は食べたことがなかったんで、今更ながら食べてみたかったような気もする。

お菓子屋さんとか本屋さんで日本の漫画コーナーとか見つつ街をウロウロした。本屋におもちゃコーナーがあったけどルドーは売ってなかった。どういうことなの。お菓子屋さんではお土産として原色お菓子とかキーホルダーとか買った。

クリスマスマーケットの手前にTrafalgar Squareという広場があって、バカでかい噴水が光ってて綺麗。トラファルガー広場には有料トイレがあって、借りてた。俺は使ってないけど小銭での支払いだったそうな。でも基本的に欧州は現金を持たずともどこでもクレカ使える。クリスマスマーケットではソーセージ挟みパンをまず購入して食った。ホットドッグというかソーセージ挟みパン。想像した通りの味がした。それ以外とくに何も買わず。

▼ロンドンラーメン

夕飯にラーメンを食べてみたいという話をしていて、色んなラーメン屋を巡った。複数の店があったんだがGoogle Mapの評価が低かったり閉まってたり饂飩しか売ってなかったりでなかなか入れず、昇龍というラーメン屋に並んで入った。一風堂もあったけど何故か入らなかったな。なんでだっけ。そして、評価低いことを理由に店を変えるとかはするべきでないかもね。あくまで目安なのだから。昇龍はそんなに美味しくもない豚骨ラーメンを提供していた。麺がなんか違ったような。でも少し体調を崩し始めていたので正常な評価できてないかも。A氏はかなり美味しいラーメンだという印象を持っていた。隣の席の女性二人組が食い終わってから無限に話し込んでいて、迷惑なことだなと思いました。食い終わって店から出ても何組か並んでいた。人気店。

今思えばこのころから少し体調を崩し始めていて鼻水は止まらなかったけど、本格的な不調の自覚はあまりなかったかも。いや、正確な記憶が無い。俺はいつから具合悪かったんだ?

ラーメン食い終わったのでホテルに戻って寝た。

▼大英博物館

朝起きて、まずHAYATという店で朝飯を食った。

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紅茶を頼んだらまたティーバッグで出てくる。いいんだけどよ。A氏はホワイトフラットと呼ばれしコーヒーを飲んでいた。フードは、食ったことのないファラフェルを注文した。ボソボソでそんなに美味しくない。慣れたら美味いのかな。自分がファラフェルを見つめている写真を見た感じ体調悪そうにも見えて少し面白い。

大英博物館の入場を予約していたので電車に乗って向かった。入場するのに長蛇の列になっていたがスムーズに進んで入れた。展示物いろいろあったけど紹介する気ないので、行って見てこい。一日では回り切れない雰囲気を感じつつ、もろもろ見ながらグルグル巡った。日本の展示はかなり隅っこにあったんだけど場所のわりに人が多くいた印象。ゲームとか展示されてると聞いたことあるような気がしていたが、無かったような。企画展だったのかな。

大英博物館の上階にあるレストランを予約していて、そこでAfter noon teaを食う。

Great Court Restaurant | British Museum

ここで俺は明確に体調が悪いと自覚してた。After noon teaはワンセットがとても多いので、2人ならひとつ注文するだけでいいわ。よっぽど腹ペコじゃないと食い切れない。2セット注文してしまって凄い残ったので持ち帰りの箱を貰い、7割以上を箱にぶち込んで大英博物館から脱出した。

▼ロンドン脱出

ホテルに預けていた荷物を回収しつつ、20:30の飛行機に乗るために電車でヒースローに向かう。トランプのスパイダーとかやりつつ無事に到着し、チェックインまで時間があったので出発のフロアから移動して充電できるスポットのある席に座りつつウゴウゴしていた。充電スポットの電源は死んでいて、そばにあったその辺のコンセントは使えた。

あまり記憶ないけどチェックインでそれなりに並びつつチケットを手に入れた。北京でのトランジットがあるんでチケットは2枚で、選ぶときに偶然にも両方とも席がR56Dになって面白めでした。そして長らく連れ添ったA氏と涙の別れ(大嘘)をしつつ出国。Blush Lounge by Plaza Premium Groupなるラウンジに直行。食欲が全然なかったけど栄養のためにダルとかインゲンとかオリーブのピクルスとか牛乳とか飲食してた。プライオリティパスはとても便利ね。

◆帰り

中国南方航空で帰国。

▼北京への飛行機

10時間。飛行機の機体にWi-Fiって書かれていたけどWi-Fiは永遠に不通だった。しばくぞ。着圧ソックスもキャリーケースに仕舞っちゃってて出し忘れたから履けなかった。しばく。あと隣に座った中国女が爪を噛んでた。こわい。

今までのフライトはトイレに立つこと無かったが、10時間飛行は流石にトイレ行かざるを得ないはずなので巨大な水ペットボトルをヒースローで買って我慢せず飲み飲みしてた。機内食は2食提供され、表現できないけど鶏肉炒めみたいなのと白米のセットとかパンとかオレンジと黒のデザートとかクロワッサンとかベーコンオムレツとか食べてた。

機内で映画を観たんだが、日本語は吹き替えも字幕も無かったかも。そこでセリフ少なそうな映画を推測してゼログラビティを見てた。セリフは滅茶苦茶あったけど、なんとなく見ていて理解できた。最後、Gravityと文字が表示されて巧いこと言うねと感嘆していたが、そもそも原題がGravityだった。なんで日本語タイトルをゼログラビティにしたんだ。阿呆か。いやでもシンプルなタイトルはググラビリティが低いので嫌いでもある。

探したら日本語吹き替えの作品もあったんで、インターステラーを観ました。良い映画で泣けたので観るがいいよ。ちゃんとSFしてた。もうちょいSF出来たかもしれないけど、映像作品であまり厳密にやってもダレますから。

▼北京

北京大興国際空港に到着。中国滞在は初めて。informationのデカマシンからWi-FiのIDとパスワードを発行できたりしてハイテクだった。給水機がそこらじゅうにあったんで、空のペットボトルに水を盗んでた。

入国短期間ビザのためにARRIVAL CARD FOR TEMPORARY ENTRY FOREIGNERSを書いた。滞在する場所を書く欄があったけど未定だったし空欄で出して、大丈夫でした。周囲にお兄さんがウロウロしてたんで、不明点があったら英語で尋ねればよいかも。入国するときは顔写真撮られたり指紋取られたりとかする。悪用しないでね。いや無理な相談か。

空港は広くて清潔。内部の意匠もとても綺麗。休憩スポットが映えてた。空港内には低速の四人乗りカートみたいなのが走ってて警官みたいなのが乗ってた。パトロールしてるんだろうか。そして、クレカ使えずに現金を求められること多し。欧州では何もかもカード決済出来たんだが中国ではバーコード決済も出来ない店あって、日本よりキャッシュレス決済が進んでない可能性ある。

俺は見た目的に中国人と見分けつかないらしく、初手は誰からも中国語で話しかけられてた。ソーリーアイキャントスピークチャイニーズでなんとかした。

長時間とはいえトランジットだったのでキャリーケースは航空会社に預けっぱなし。充電器とか手持ちしてて良かったわ。着替えとかは持ってなかったので諦めざるを得ない。買っても良かったけど。

とにかく中国南方航空のトランジット向け無料宿泊が使えないことには行くあてもない。空港の職員さんに聞いても駄目であるはずなので中国南方航空のカウンターを探そうとし、出発フロアに行ってみた。行ってみたところ出発フロアにカウンターあったんで、事前に日本で印刷しておいた無料宿泊の案内を見せびらかしたらば40分待っててとか言われました。送迎バスがあるらしい。少し離れた場所に小麦畑みたいな綺麗なモニュメントがあって座れたんで、そこで待ってた。30分ほどしたら迎えのお兄さんが来て、フォロミー言われたのでのこのこと着いて行った。他の客と合流してバスの発着スペースみたいなとこでバスを待つ。寒い。雪降ってる。お兄さんはタバコを道にポイ捨てする。別にいいけど。

▼北京ホテル

待ってたら小型バスみたいなのが来たんでそれに乗ってホテルに向かった。予想したよりもかなり立派なホテルで、明珠酒店ってネオン看板がデカデカと表示されていた。中国南方航空と同じマークが掲示されていて、おそらくグループ企業なんだろう。めちゃひろいロビーで受付のお姉さんとスマホの翻訳を駆使しつつ意思疎通し、4055の部屋のキーを貰った。あとBuffet Voucher、つまり自助早餐券、つまり朝食のチケットも貰えた。朝食の受付は6時から10時まで。4055室に入ってみたところ、広い。デカいベッドが余裕で2台並んでいる。なんでこんないい部屋に通されたんだかわからん。嬉しいような少し落ち着かないような。あと、1階は0階じゃなくて1階だった。でもエレベーターの1階を示すボタンには★と書かれていた。なぜ★。

食欲が少し復活してきたのでご飯を食べたいねと思い、近隣の飲食店を調べようとしたところGoogleもGoogle Mapも動作せず。中国だった。iOSのMapは使えたけど周辺に飲食店が無さそうに見える。ほんとかなと疑って外に出て歩き回ってみたけどありませんでした。仕方が無いのでホテルに戻って食えるものが無いかと探したところ一階にレストランがある。レストランに闖入してお兄さんに「カードで決済できる?」って英語で訊いたら「むり」って言われた。かなしみ。空港で食料を手に入れておくべきだったな。仕方が無いので部屋でお湯を沸かして、CHALIというメーカーのティーバッグのBRACK TEAを飲んでました。ひもじす。

テレビでアニメを永遠に放送しているチャンネルがあって、熊出没という3Dアニメをずっと見ていた。中国語なんだけど中国語字幕もあって助かる。読めないが。なかなかどうして面白いんだけど話が順不同だったり、コトシャ(光头强)のキャラがシリーズ間で2種類存在していたりで不思議。「天才威」的な名前のメガネ科学者がいるときは正義の味方だけど、いないシリーズでは狂気的なチェンソー木こりしてた。熊出没が終わって豚鼻のヒーローアニメになってつまらんかったからチャンネルまわしたら別のチャンネルで熊出没の映画を放送してたんでそれもみてた。言葉が一切分からなかったけど少し泣けた。ようやっとる。

熊出没・ワイルドランド大冒険 : 作品情報 – 映画.com (eiga.com)

シャワー室にシャンプーとかシャワージェルとかあったので体洗えて助かった。助かったし使い捨てのスリッパも用意されていたので嬉しめ。

▼ホテル朝飯

飛行機の時間がそれなりに早いのであまり長い時間いられなかったけど、ビュッフェが美味しすぎた。種類が多いし全部美味しそう。食べると美味しい。わんたんを茹でてもらえたりする。こんな充実してるんならもっと早起きすればよかったと後悔するほど良いビュッフェ。体調を少し崩してたのも後悔ポイントっすね。前菜からデザートまで全てが網羅されている。中華以外も少しある。ようやっとる。また行きたいくらいです。ありがとう。

▼中国出国

30分に一回空港への送迎バスがあったが、待つのも面倒だったんで寒空の下歩いて空港まで行った。早い時間だからか、広い道路なれど人通りも車通りもほぼ無し。遠いっちゃ遠いが近いっちゃ近い。iOSのMapを確認しつつフラフラと歩いてたら何となく着いた。チェックインは既に列が出来てたんでそれに並びつつ、iOSの探すアプリでキャリーケースが空港内にあることを確認して安心してた。

出国の検査が今までのどの空港よりも厳しかった。厳しポイントは手荷物から全ての電子機器を出すこと。出してないと再検査なる(一敗)んだが、かなりの人数が引っかかってた。もちろん掲示板で注意されてるわけで、でも他の空港で大丈夫だったし行けるだろうとナメてたらサブのスマホが引っかかって再検査になった。検査員の人、仕事を増やしてすまなんだ。

出発ゲートそばに味千ラーメンがあって、メニューを見たら日本語が書かれていた。一応日本の企業である体裁を保ってるっぽい。創業者は日本人じゃないような気がしてるけど。

飲み物を買いたくて自販機を眺めてたんだけど、カード決済不可。こまるわ。そして飛行機の出発時刻は余裕で30分遅れたりしていた。こまるぜ。

▼羽田への飛行機

3時間半。機内食は事前にサイトからシーフードを予約してて、俺だけ「お前シーフードでいいんよな?」みたいに確認が来てた。シーフードはオイスターソースのかかった剝きエビと白米のセットみたいな感じ。シーフード要素をエビと、サラダに乗ってた焼き魚で賄っていた。別にいいけども思ってたんと違う。あとは白フルーツ黒ツブツブ含みみたいなのもあって、薄味だけど食べやすくて美味しかった。後々調べたらドラゴンフルーツであったそうな。初めて食べた。

早起きだったので特に映画は見る気もなく、熊出没の映画を再生しつつ寝ていた。つよい猫が宇宙から侵略してくるけど意気投合みたいな話。

◆結

おでかけたのしかったです。でもこのブログを書くのはつらかったです。

パスポートの期限が2027年でプライオリティパスは10月まで有効なので、どこかでもういっちょ海外旅行をしたい気もする。台湾に行ってみたい。