今までつけ麺の意味が良くわからないまま食ってたんだけど、さっき昼にラーメン食ってて急に気づいた。

◆東京ラーメンうまくない

東京のラーメン屋さんがどこも美味くねえんだわ。ラーメンの嬉しさとつけ麺の嬉しさが変わらん。だからつけ麺とかまぜそばを選べる。

俺はラーメン自体好きなので色々な場所でそれはもうラーメン食ってきたけど、こと東京はつけ麺併売でもラーメン専門店でも大抵は美味くない。★3がせいぜい。

地元青森では丼が到着した時点でヨダレ出てくるようなラーメン屋が俺の知る限り4件ある。食い始める前、箸で麺を持ち上げた時に少し笑っちゃうくらい美味いラーメン。いや1件潰れたか。ジャスコに入ってたラーメン亭。運営元が破産したから。

ヨダレが出ないにせよ、そこら辺にあるラーメン屋でも美味いし、食い終わった後「良かった…」ってなる。何度でも通える。まわりの人間も老若男女問わず変にラーメン屋に詳しい。

かたや東京のラーメン。美味しくない。変なことしてるか手抜きかのどっちか。通常のラーメンが存在してないし、変なことしてるラーメンも掛けた手間ほどのラーメン体験を提供できてない。幸楽苑とか日高屋みてぇな外食チェーンとか町中華のラーメンのほうが味のクオリティ高い。こだわりのラーメン屋より下手したら味のまとまりが良い。

地方のラーメンも旨い。仙台のラーメンは美味かったし、北海道のラーメンも美味かったし、福岡のラーメンも美味かった。東京だけなんか残念。並んで食ってこれかよって毎度思ってます。

◆どう旨くないか

スープが変にトロトロの店が多い。トロトロにするのは良いんだけど、濃厚っぽくなるんじゃないかって雑にトロトロさせてる店が多くねぇか。トロトロじゃねぇ方がいいよ基本的に。基本をやれよ。基礎あっての応用であり個性だろ。

サラサラスープもあるけど、化学調味料が足りねぇラーメン作ってくる。化調の足りねぇラーメンは寒さに震えながら食っても沁みてこないんだわ。美味しいラーメンを作ろうという、そのためなら何だってするという意気込みが足りてない。化学調味料不使用とか書いてある店はスープの雑味って言えばいいのか分からんが灰汁みたいな味したりしてるケース多し。化学調味料を使わないことで味を壊しているのは本末転倒。うま味(うまあじ)調味料が安全だってことは世界中の保健機関が認めるところだ。それを危険だと思い込んで完全不使用を決め込むのはどういう態度だよ。非科学的だ。じゃあ小麦粉とか水とか塩とか使うのもやめろ。塩のほうが致死量少ないぜ。

麺が変。なんでこの麺?試食したのか?麺の種類それしか知らないのか?みたいな。パターン試したんだろうか。このスープと麺の組み合わせって何なんだ?と気づいてしまったりすると食ってる途中でガッカリする。

チャーシューが変な店も多い。厚くて脂肪多くてグデグデになってるクソ脂チャーシュー。ホロホロなら美味しいけどグデグデのチャーシューは何も美味しくない。嬉しくない。

野菜が足りてないのもデカい。野菜炒めでもモヤシでもぶっこめ。紅ショウガでも賽の目切りした玉ねぎでも良い。大して美味くもない麺とスープだけじゃ一杯食い切るまでに飽きるって。チャーシューもメンマも逃げ場にならない。だから終盤でコショウとかぶっかけたくなる。ラーメン飽きるから、つけ麺が勝利し得る余地がある。

◆カレーが美味め

東京はカレーがうまめ。地元のカレー屋も美味いのは美味いけど、東京は美味しいうえにカレー屋の種類が多くて良い。選べるのが良い。ラーメンと違って並ぶ価値のあるカレー屋が多くあります。これは地方は敵わないんじゃねぇか。

あと担々麺系は東京のも美味しいところ多い。なんなんだろな。とはいえ、青森の広州の担々麺に敵う店は見つけられていない。

東京だけまわってラーメン美味いって言ってるやつは井の中のラーメンだわ。ラーメンを食す旅に出てください。腰を抜かすことうけあい。

◆結

ラーメンたべたい。美味しいラーメンたべたい。