遅ればせながら、2021年のM-1の各ネタについて論評を記すこととする。ネタは公式サイトで視聴可能。
M-1グランプリ公式動画サイト「M1M」 (m-1gp.com)
いつまで公開されてるのかは不明。
◆筆者紹介
テレビを良く見るお笑いファンボーイです。サラリーマンです。全くの素人です。
まえに書いたものが以下。
◆敗者復活
▼キュウ
面白い。とはいえ面白いことって半ば前提であるので、もう面白いとか書かない。THE Wがつまらなかったのが異常だった。
導入も上手い。声色の不穏さが実に巧みで、笑いに向けてバネを縮めていることが伝わって安心して観ていられる。THE Wは何だったんだ。怒りが湧くわ。怒りがわきつつTHE Wと比べ続けるのも不毛なので以降言及しない。
ツッコミ不在ダブルボケ(造語)の形式であるけど、ボケの切り替わりが早すぎたように思えた。ボケじゃないほうがボケはじめるっていうのは面白ポイントなんだけど、そこに向けての準備が足りてないんじゃねぇかな。もったいない。
あとネタ自体が分かりづらい。スッと入ってこない。理解するのに1秒かかる。分かりづらいボケにはザックリと的確なツッコミが刺さらないと気持ちが乗らない。オチも、1秒後に理解はできるんだけどオチた感じしない。のどごしが悪い。
根っこにある会話自体に芯がないんで拠り所、帰ってくる場所がみつからず、その割に勢いもないんで空中戦になってる印象。雰囲気漫才って感じだな。
▼アインシュタイン
貫禄があるな。ボケが強いんでツッコミにもひとつ仕掛けがあったら決勝行ってただろう。気の利いたひとことをレイズしてほしい箇所が2、3か所ある。かといって銀シャリみてぇにツッコミが出しゃばると冷めるっちゃ冷めるんで考え物。
ツッコミが標準語なのが勿体ない気がする。不自然。聞いてられん。子供キャラとしてのツッコミと、ゆずるとしてのツッコミを使い分けたほうがいい。
ピークも無い。
▼ダイタク
やー面白い。会話や表情や視線に不自然さがない。ボケツッコミ切り替わるのも自然。言葉選びもセンスが良い。参列者のことをガヤって呼ぶの素晴らしい。
漫才でもコントでも、登場人物に異常者が混ざれば基本的に面白くはなる。だけどダイタクはどっちの言ってることも理解できる状態でここまで面白い。地力の高さ伺えちゃうよね。
ツッコミ方とか遺影シミュレーションとかもメリハリつけてて巧いし回収も兼ねていてテクい。漫才巧者め。
▼見取り図
盛山は初っ端で小ボケ入れても良かったんじゃねぇかな。互いにキャラを持ってるわけだし、拾われないサイズのツッコミをリリーが気の利いた言葉で差し込む場面とかあったら加速しそう。
にしてもアレだな。ダイタクの後に観ると会話が予定調和っぽく思える。スっと出てくるハズのない言葉が淀みなくスっと出てきちゃうと冷める。中川家を見習え。
突っ込んだ後/ボケた後の余韻も全体的に足りてなかった印象。緊張したんかな。
最後のあたりで筋に一貫性がなかったのも違和感だった。ワクチンの小話に滑り込んでいくかのような気持ちさせられてすぐ終わったもんで、消化不良っていうか、おあずけの感がありましたそこには。
▼ハライチ
何気にネタのバリエーションあるの偉い。バリエーションありつつハライチなのがすごい。ツッコミを放棄して全力で設定に乗っかるのがハライチらしさといえるんかな。どこで見たか覚えてないけど旅館のネタとかもめっちゃ笑った記憶ある。
ネタ受取師のイントネーションとか表情とか言葉選びとか、真に迫っていて笑ってしまう。間も声量もムーブもドンピシャ。
なんとも言えん表情で岩井が隣にいるのも面白い。R1でコレやってもしょうがないよな。岩井がニヒルな面して隣に立ってることが面白い。話しそうで話さないのが面白い。
▼マユリカ
ボケとツッコミのバランス感覚が良い。麺とスープの相性のいいラーメンみたいな感じしてる。完全に言いすぎるところめっちゃ面白い。
難しいところも違和感なく進められていて職人的な漫才を感じる。ボケの品質、ツッコミの品質、会話の品質、全部良い。
ただ、ヘンテコしっこは排泄物絡めないほうがサッパリとボケを聴けた気がする。「間接キスが気持ち悪かったのでシモの話題で蔑みツッコミする」のやつが頭をよぎって、でも違ったんで妙な感覚した。
▼ヨネダ2000
THE Wでも思ったんだけど、それらをネタの根幹にするには弱いんじゃねぇかな。高校の休み時間に即興でやってんだったら爆裂面白いだろうけど、準備してきてこれってのは残念だ。
完全なる馬鹿な世界を作っているわけでもなくて、小賢しいこともしているし、その割に面白くないし。なんで準決勝に進出できたんだ?
▼ヘンダーソン
うまい。違和感をぶつけた後にテンポよく回収してくれるからつまり、ドキドキさせられた後に安心させられるという暴力振るった後に優しい言葉をかけてくるDV男的なギャップ安心感ある。
発明的な漫才で、あまりリピートきかないだろうけど面白い。新感覚。構造を活かしきれているとも思う。工夫の余地はありそうだけど。途中からもっとボケを強くしていかなきゃいけなかったんだけど弱かった。
最後のところで「いま終わるタイミングやったよな」「せやんな」ってくるのかなと思ったら来なかった。
▼アルコ&ピース
大学生漫才かな。大の大人がやる漫才じゃねぇよ。
丁寧に作られて成り立ってるんだけど面白くないわ単純に。それよか成り立ってなくて面白いほうがいいに決まってる。
▼カベポスター
掴みが掴めてない。
ボケのコスパが悪い。かけた時間と笑いが釣り合ってない。テレビで普通に観てる分には十分に面白いんだけど、敗者復活はできないだろ。いろいろ弱すぎて印象にも残らん。
キャラ性が底を突いてる現状ですから、もうちょっと過剰なことをしたほうが良いと思うけど。収まりすぎでは?いろいろ試して今の感じに落ち着いたんなら何も言うことねぇがな。
▼ニューヨーク
テレビでの動きを見てると、もっと漫才が面白くても不思議じゃないコンビだと思う。まえの決勝進出時のネタがホントにつまらなくて草生えた記憶があるわ。
なにゆえ稲垣吾郎を引っ張ったんだろうか。面白いのは面白いんだけど、一番面白いことにはどうやってもならないように思える。テーマを外から与えられたほうが良いもの作れるタイプなのかもしれんなと感じた。
▼男性ブランコ
漫才もするんだな。記憶になかった。
面白い。普通にやったらスベりかねんことを笑いにできているのがズルい。ボケの着眼点がとても良い。脳内で場をシミュレーションして、そこにあるものでボケを生成している感じの頭の良さ。ツッコミもピッタリ。勝てなかったのは残念だけど割と完璧なネタだと思える。回収もうまいのなんの。
「もうええわ」に代わる終わり方を作るべきかとは思う。
▼東京ホテイソン
停滞してるなぁ。面白いんだけど功夫を積んでない。あれから今日まで進捗がない。勝つ気はあんのか。
▼金属バット
掴みが面白い。さすがに笑う。この見た目から捻った政治ネタぶっこんでくる意外性よ。それまで鋭いことしてないコンビばっかだったから、政治ネタがそれまで出てきてなかったことにここで気づいた。
空気が面白い。やってることが面白い。意外と常識人だしもっとテレビ出してあげてほしいんだがな。なんにせよ面構えが悪い。
全体の構成がうまいし自分たちの強みとか理解してるし、でも身近なことしてるっていうか、ちゃんと好き勝手してて、とはいえ嫌味なふるまいとかしてなくて好感が持てる。芸人らしいことを全うしながらちゃんと面白いのは偉いよな。
ネタ外の、体の曲がる方向とかイルカが通ってるねぇでも盛大に草生えた。
▼からし蓮根
ボケの発想力が随一だな。単純かつ素朴なんだけどギリギリ思いつけないレベルのボケで、かつ量が潤沢。ツッコミもうまい。あまりメディアで見かけないのが不思議だ。一時期テレビにポロポロ出てたけど、なんか見なくなったな。
ネタには全くと言っていいほど問題がない。面白い。最高品質。ハライチがズルかったな。
ちなみに、ハライチを抜いた俺ランキングでいえば
- からし蓮根
- ダイタク
- 男性ブランコ
です。でも好きなのは金属バット。好きだからこそTOP3に入れたくない複雑な乙女心。
ほいで、実際のランキングは
- ハライチ
- 金属バット
- 男性ブランコ
- 見取り図
であって、からし蓮根はニューヨーク以下の9位だった。
敗者復活戦 | M-1グランプリ 公式サイト (m-1gp.com)(魚拓)
ダイタクが14位っすよ。ヨネダ2000以下。私には理解に苦しむね(ペチペチ)
▼さや香
捨てゲーか?おもんねぇ。終始真顔で観ていた。
コウテイの「雷神やらしてくれや!!!😡😡😡」って言いまくるすげぇ面白いネタを連想したけど、こっちのやってることはそれよりも遥かに稚拙。ハイテンション芸を理解しないままそれっぽいことやろうとして、結果つまらない。ハリウッドザコシショウのほうがまだ複雑なことしてる。
何しに来た。
◆決勝
▼モグライダー
面白い。やっぱ漫才ってスーツ(ジャケット)だと思うんだよな。笑わせるためにスーツが必要かもしれない。客から共感してもらい、そして笑ってもらうためにスーツがいいのかもしれない。
いい発想してる。物事がだんだんと理解されていって一緒に取り組んでいく過程が、それこそ共感を呼んで面白い。突っ込む場所も的確。突っ込むべきボケと流しても問題ないボケの切り分けができていて、かゆいところに手が届いている。笑い待ちもビッタ。唯一手が出る切り札的ツッコミも的確。
よくわかんねぇやりとりをしているようで、笑いが発生する場所を御しきっている。このコンセプトでこれ以上詰めることは困難だろう。
▼ランジャタイ
なーにをやっておるか。まぁこうなることは分かりきっていたけど。
偉いもんで、準決勝敗退組に劣るとは言えないんだよな。順序とか顔を見合わせてやり取りするタイミングとか繰り返しとか、ちゃんと笑いにつながるように賢く構成されている。クッソ笑ったし、観ながら思わず感心してた。感心されたくないだろうけど。
どう評価したもんか分らんが、間違いなく才能である。この精度でこの状況を表現できる人間は一億人に一人だろう。これをやるために生まれた人間がこれをやるためにM-1の決勝にきたというだけの話であったのかもしれない。
▼ゆにばーす
面白いという前提のもと、ゆにばーすってやっぱりそんな面白くねぇんだよなぁ。ネタの幅とか発想が狭い。男女コンビでしか出来ないネタをいつもわざわざやっている印象。
川瀬名人はM-1関連の仕事しかTVに出ないってので有名。でも漫才だけして漫才の大会優勝できるんなら誰も困らねぇよな。誰しも漫才の舞台だけするわ。
一番面白い漫才師という仮想存在について考えたとき、そいつは絶対に漫才以外の仕事も頑張ってるわ。経験した全てでもって漫才をするわ。テレビで漫才するわ。川瀬名人は漫才というものの複雑さについて理解が浅いんじゃねぇの?🤔はぁーーーん?(煽り)
▼ハライチ
ようやる。怖いものなしだな。敗者復活でアレをやって決勝でコレをするってのはもう圧巻だよ。漫才力がある。漫才力ではないか。なんだこれ。エンターテインメントと言えばいいのか?
面白いからなんでもいいか。
ただ、展開は足りてなかったよな。あるいは最後ひとつ減らすとか。勝ちに行くネタであってほしかったってのはある。まだ練れたはず。
▼真空ジェシカ
いい漫才してる。いい設定していいボケしていいツッコミしてる。見た目が妙な二人だけど、やってることが魅力的なので素直に引き込まれるな。
掴みだけ、突っ込まれながらキョトンとしていて欲しかった。
ボケにもツッコミにも度胸がある。時間の使い方から自信を感じる。自分たちのネタが面白いのだという確信をちゃんと持てるまでヤった実績の漫才だな。そして実際面白い。回収も丁寧でスムーズ。
途中突っ込みながら噛んだとこあったんだけど、しっかり会話の形式を保てていたから噛んでも全く障害にならない。そればかりか、ツッコミが動揺している雰囲気が発生してより自然ですらある。
▼オズワルド
間違いなく面白いんだけど、予定調和感が透けて見えた。テンポが走ってるとこあった。言葉のチョイスも考えすぎなとこある。伊藤がもうちょっと落ち着いてやってたらファイナルも勝てたんじゃねぇかなぁ。
個々のボケやツッコミの完成度でいえばオズワルドが強いんだけど、間の取り方は寧ろほかのコンビのほうが巧くやってたように思える。
個々のネタが強いもんだから薄いネタが浮き出て違和感になってしまっていたところもある。邪魔になってる。でっかい中指のところとかビッグピースとか、飲み込みづらいわりに笑いが大きくない。何かに差し替えられるような仕掛けだ。そんな強くないカードだ。
▼ロングコートダディ
まず極力マイクの前でやれや。そこで、えーって思っちゃった。違和感を観客に(俺に)与えた以上、笑いは目減りする。
マイクの前から離れても構わんのだけど、ロングコートダディのそれはルール違反のように感じられた。漫才の中で止むを得ずマイクから離れたっていうか、コントをやろうとしてマイクを無視したように見えた。なぜなら、マイクの前でやれることをマイクから離れてやっていたから。
面白かったのはそうなんだけど、もっと漫才に舵を切ってたら一貫性を保てたんじゃねぇかな。逆にコントとしてなら何も思わず楽しめただろう。もったいない。
「肉うどん」が「ん」で終わるんで、その件についてひと悶着あっても良かったのでは。あと「ワゴンR」っていう前に「二文字タイム終了」って律儀に宣言する必要もないように思える。そんくらい不条理なほうが躍動的なツッコミできそう。
▼錦鯉
去年より巧くなってるって声をよく聞いたんだけど、個人的には去年のネタのほうが好きだし笑えた。
初っ端のツッコミである「寄り合いって言えよ」の間が、1/60秒のズレもなく完璧なタイミング。そのあとの「合コンに行くの!」も、間といい表情といい本当に完璧。「穴でも掘ってろテメーは」って暴言の後に指さした方向をチラと見やって「穴は掘らないよ」って普通過ぎる言い返しをしたところでマジ笑った。会場はウケてなかったけど。
アホキャラであるというインストールが登場から5秒で完了するので強い。巻き込み方がうまい。細かいところでチマチマ笑わせてくるのが偉い。さっきの「穴は掘らないよ」とか、渡辺の「パにびっくりしたの?」とか。まさのりがちゃんと唯一無二で、渡辺もぴったりはまってる。
ボケの威力が高い上に、下手なことを言ってるようで言わない。安心して観ていられる。「緑の水あめがさ!田んぼの味するんだよね!」とか笑うしかない。
ただ、テンポが加速していくなかでツッコミの待機が露骨になっちゃっていたとこが気になった。畳みかけて笑わせる場面だから如何ともしがたいとこだけど、どうにか目線を客席に向けてほしかった。つまりボケの畳みかけ中に一度でいいので休符が欲しかった。
いや、わかんねぇけど。アレがベストなのかもしれない。
横向きから前を向いて終わるのは中々考えられている。面白さの余韻を保ちながら「終わりますよ」って感じに終わるのが凄い。
▼インディアンス
お客の笑いをコントロールできていなかった。ボケが走ってた。畳みかけに失敗しかけている。グラついている。面白いんだけど、面白さを使い切る前に、あまりにも早く次の仕掛けをしてしまっている。
小ボケに対してのツッコミが大きすぎてテンポが死んでる。ボケを連発するためには、相手がボケを連発する人間であるという前提である程度のスルーをしつつ漫才したほうが良いんじゃないか。いちいち引っ掛かってしっかりと突っ込んでるんじゃ間に合わない。叩かなくていいとこで叩いてる。
昔のインディアンスの漫才はもうちょい緩くて、薄くて、中だるみしてて、それはそれで印象に残らなかった。今のほうが面白いのは事実。それはそれとして。
キムが田渕のほうを向きすぎてるのが残念。ボケ中に持て余すことなく服の後ろを掴むのはとても良いと思うんだけど、掴むだけじゃなくて、揺さぶったりしてもいいと思った。ツッコミのバリエーションが多くなってるのはとてもいい。
ひとつのボケの長さが変。最初はある程度の短さのボケをして、段々と伸ばすようにしなければ観づらい。ボケとボケの間が短すぎるのももったいないわ。ボケが安い。ひとつのボケの中でアタックが早すぎる。溜めるボケも増やしたほうがいいのでは。
ツッコミのフリを切っ掛けにボケがスタートするんだけど、そのフリがわざとらしい。ボケまくる相方に困っているはずのツッコミがボケさせに行ってるってのは冷める。もうちょい自然な会話に寄せてくれ。
楽天モバイルで最後引きずってたのもボケの質が低くて量に負けてる。
錦鯉もボケを連打する部分あんだけど、巧いことさばいたりさばかれたりできてるよな。緩急があるんであっちは笑いやすい。ただ錦鯉はボケがフリから進行までして成立させてる漫才だから参考にしづらいとこもあるかもな。
▼もも
漫才がうまい。声の出し方がうまい。テンポがうまい。
強いて言えば本流がない気がする。それぞれ面白いんだけど、「ほしいもの」というメインテーマを思いださせながらやり取りしたほうが良さそう。脈絡を忘れてしまって、これ何の話なんだっけ?って途中で感じた。「欲しいもの言う」のラリーであることを思い起こせるよう、相手がふったほうが自然な感じじゃねぇか。
◆最終決戦
▼インディアンス
最終決戦ネタのほうが明確に面白い。完成度が高い。こっちにはボケの溜めがある。
キムのフリはやっぱりまだ不自然。フリが話し続けるとこに割り込むようにボケ始めれば、それだけで良く見える気がする。
▼錦鯉
ようやっとる。
ただ、爺さんを横たえる説明をしてるところのセリフをもうちょいリアルにして欲しかった。同じこと何度も言っちゃってんじゃん。
二回目以降のバナナ罠説明に対するツッコミがひとつ早い。「バナナを置いて」じゃなくて「上にかごを」で突っ込んでほしい。二回目の「もう見るな」で目を覆うのもありだろうな。
最後に横たえる終わり方も考えられていて凄い。アレが本当に決め手になった。
▼オズワルド
めっちゃ強いんだけど、これじゃ勝てない…
「これで終わらないでくれぇ」と思った。もっとオズワルドは面白いはず。
ツッコミに奇をてらいすぎでは?シンプルでいいところに無駄に良い語彙を使おうと無理してたフシあった。
許したい畑中と許せない畑中と理想の伊藤のところ、ツッコミを無視してゴニョゴニョ喋り続けていて欲しかった。ツッコミの終わりを棒立ちで待つ必要はなさそう。錦鯉は棒立ちで待っていても大丈夫な構成してるけど、オズワルドはそうじゃない。
脳が溶けちゃうくだりの前に、伊藤に質問して回答を待ったほうがよかった。「あ、俺に質問してんの?」を一回やった後で脳が溶けちゃうくだりに入るべき。そのほうがもっと脳が溶けたと思う。
あと、噛んだのは激痛だったな。
いやーーーー残念。お前らの負けです。もう一年遊べるドン!
◆結
面白かったねー!(HSMTMSM)
この俺のアドバイスを取り入れた場合、彼らの漫才は本当に面白くなるんだろうか。見てみたい気がするけどその夢が叶うことはない。悲しみ。
まぁいいんだけど別にどうでも。
今年のM-1も楽しみですぅ。
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