TVerで明日まで配信。一週間は短くないかね。なんかの都合があるのかな。
Huluでは配信されているみたい。
まぁbilibiliとか調べれば…見られるのかも…
去年書いた記事は以下。
◆TEAM BANABA
M-1でも同じ事やってたけど、笑えんて。嫌な人を見ている時の気持ちするわ。揶揄に愛が感じられない。特に巧いことも言えてない単なる言い換えをボケのように言われても。
◆ヨネダ2000
偉い偉い。ステージを理解してネタを作っている。最初以降は特に笑えなかったけどな。ウンコ使うと笑いの期待って否応もなく上がっちゃうんじゃねぇかな。「ウンコが家出する」「ウンコがグレる」っていう風に文字に起こすと面白いんだが、動きにしても狙ったほどは面白くないのかも。ウンコである意味をそんなに活かせてないしな。ウンコを使ってしまったらウンコである必然性が求められるのは道理だ。
という点からして、やはり全身全霊ゴイゴイスー津田篤宏はメルヘンでも笑いでも舞台の使い方でもテロップの使い方でも極まりすぎていて太刀打ちしようがない。アレの前後でファンタジーコントのハードルが俺の中で激上がりしてしもうたわ。
壁を超えるためには根源的な面白さだけに頼るんじゃ駄目なんだろうな。筋が通ってないといけない。自分で世界一面白いコントを想定した時、そこにウンコって登場する余地あるだろうか。あるんなら何も言わねぇけど。
◆さとなかほがらか
設定が面白そうで内容がつまらない。背筋がじんわり冷えてくるつまらなさ。ものを大切にしてほしい。「本日の保留音を演奏した実用的でイカれたメンバーを紹介します」って言いながら特にイカれてないものを紹介してるのとか言葉選びのセンスがない。演奏してるのはお前だし。「イカれたメンバーを紹介するぜ!」っていう定型文を楽しそうだからって良く理解してないまま使ってるんだよね。
二面性が面白いと記号的に知ってるんだろうけど、なぜ二面性が面白いのかは良くわかってなさそう。
独り芝居やってて、相手のセリフを自分で繰り返して読み上げるのは負け。仕掛けが使い放題なんだからどうにでも構成してこいよ。
◆Aマッソ
変な人に付き合い切れなくなるまでの時間が短い。本当にそういう人が来たときにどういう行動になるかっていうののシミュレーションが甘い。いつもそうだ。ツメが甘い。出場者全員に言えることだけどツメが甘いわ。雑味が凄い。濾したりしなよ。不要なものを除いて純粋なものにしていかないと雑味で笑いが伸び切らないわ。雑味を味わわせたいんなら相応の味を付けてこいよ。
梃子もない。箱である理由もそんなにない。箱を使ったんなら箱で笑わせろってもっと。
ここは高みでもなんでもないからな。こんな低い山なんて簡単に通過しろよいい加減。真面目に脳をチリチリ燃やして芸術みたいなネタを一本作れ。あんなデコボコでザラザラな品質低いネタをいつまでもチンタラやってんじゃねぇよ。ラヴィットで見るぼる塾のロケですら面白さでコンスタントに上をいってるんだからな。どうにかしろよ本当に。
◆天才ピアニスト
面白いことやってそうだから、笑うつもりがあれば笑えるかもしれない。でも普通に見ていても笑いは漏れてこない。適当に見ているつもりもなくノリノリな気持ちで見ているんだけどラインを超えてくれない。仕掛けとか発想が弱くなっている気がする。去年のドアのネタは面白かったじゃないか。
クスリと笑えるようなポイントひとつでもないと勝てないに決まってんじゃん。なんだか勝ってるけど。単調で奥行きが感じられない。
◆爛々
あなたがたのやりたいことは恐らく面白いことじゃない。チョメ!は少なくとも漫才中は無理な道具。チョメで笑わせたいんならネタの主軸をチョメにするくらい振り切らないと如何ともしがたいだろ。やりたいことと面白いことが不一致であるから、すり合わせてポイントを探らなければならないよね。面白いことしに来たんであって、チョメって叫びに来たわけではないでしょう?
顔芸も絶叫も面白くないよ。不自然なオーバーリアクションって面白くないよ。下地が弱いからオーバーリアクションに頼ろうとしちゃってるんだよ。自我が崩壊したかのようなオーバーアクションからがやっと面白いんだよ。
◆スパイク
もうなんだかわからなくなってきたんだけど、どこで笑ってもらえると思ってやってんだろう。三回みたんだけど明確な笑えるポイントがない。「もしもディズニープリンセスが居酒屋店員だったら」はわかるんだけど、その上で笑えるポイントを作らないと笑えなくない?例えばこのネタ見てる最中にテレビのチャンネル変えられても特に腹立たないわ。面白くないからね。
めっちゃ酒とか入ってて知能レベル下がってたら笑えるかもしれない。でもシラフで見るには弱すぎる。放り込まれた弱いネタを「なんかのフリかな?」と思いながら期待して見ていたら流されていくんで驚く。嘘だろって。
◆フタリシズカかりこる
やりたいことはわかるんだけど笑いどころがないんだって。カップラーメンと絡んでも何も面白くない。面白みのないことをするのは時間がもったいない。展開もアホほど小さい。
◆河邑ミク
なんでカンニングのバリエーションが面白いと思ったんだっけ。密度も低すぎる。爪痕も残らない。森本サイダーのバカタレでも作家にすればいいんじゃねぇか。
◆エルフ
笑うわ。ありがとう。笑えるって素晴らしい。ただまぁこのネタ見たことあるのはあるな。とはいえ見やすいようにアップデートされているから偉い。Bブロックにいたら天才ピアニストまくってたんじゃね?
最後、相手のお姉さんが独白的に「わかった」してもいいだろうし、警察呼ばれてたところもリアルな感じにするんじゃなくて明るくバカっぽく締めようぜギャルなのだから。いやギャルがどうであるかとか俺は知らんけど。
◆紅しょうが
これまたある程度は笑える。やっぱ漫才よりもコントのほうが向いているんじゃなかろうか。ちゃんと待ってからツッコめてる。リズム感がある。
酔いつぶれてたのが一瞬で立ち直るのはなんでだろって思った。終盤の展開もよわよわ。展開していかない。流れをホワイトボードに書き出したりして客観視しつつ会議すれば?
◆にぼしいわし
漫才のフォームがしっかりと出来ているんで好感が持てる。ツッコミのサイズ感はちょうどいい。ネタがよわい。ボケが弱い現状では、ツッコミに対してボケが多少は反応したほうがバランスとれるかも。
◆紅しょうが(決勝)
面白い面白い。普通くらい面白い。
流れに入るまでがサッパリしすぎてるんで、一度スカして、「怒れよ」とツッコんで、観客とルールの合意をとったほうがもっと笑いやすいだろう。というのと個々のネタの目の付け所が少し足りてない。もっと日常的な良いあるあるをくれ。まだ伸ばせる。
「スッキリした」で終わるんでもいいけど「怒りすぎは体に悪いよ」的な簡単なオチに接続するルートもあった気はする。
「もそもそ」ってなんなんだろね。関西弁?
◆天才ピアニスト(決勝)
いい発想してる。ツッコミを待ててるんで偉いんだけど、最初の声量は間違ってるかも。イヤホンしてないことに対する会話もあっていいだろう。
アクアパッツァを中華料理って言い始めるのは大分面白い。そういうのでいいんだよ。「早く止めないとぉ!」とかのツッコミの粒度はちょうどよくて面白いが、爆発力みたいな評価基準があったんだとしたら爆発するほどの面白さには届いてはないっすよね。
◆ヨネダ2000(決勝)
見たことあるネタのロングバージョン。ある程度面白い。困ったら踊ればいいとか思っていやしませんか?
◆結
うん。お疲れ。去年ほど酷くは無かった。そういえば去年のネタがつまらなかったことで有名なヒコロヒーはどこ行ったんだろね。
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