BUMPの曲の歌詞考察とか前に書いてたんだけど、読み返すと酷い文体で恥ずかしい。わざわざ書き直さないけど読みづら過ぎるわ。
◆最近のBUMP OF CHICKEN
誰からなんと言われようとも、ここ数年のBUMPはダメダメだと俺は評する。新曲が何も楽しみじゃない。
俺は歌詞中心で楽曲の良し悪しを判断している。歌い方や演奏やメロディそれぞれ別個で判断できてないから、その辺が進化していても汲むこと能わない。誰の声かどうでもいい。
ライブではMOTOO FUJIWARAが殊勝なこと言ってるから泣かされそうになるけど、新譜のクオリティが伴ってないわ。タイアップの制限に縛られてるらしい曲をポコポコ作ってるのが切ない。
日本にはそう深くない場所に優秀なアーティストがおるんだが、なぜドラマもアニメもBUMPに主題歌をやらせようとするんだろうか。邦楽を聴かないのかお前ら。どこの広告代理店が仕切ってんだ。
予想に反してBUMPの超過需要状態が長く続いてしまっているのかもな。稼げるうちに稼ごうと思って曲を卸すのは正しすぎる。稼げないなら解散ですし。その辺のアーティストくらいの寿命だったら今頃はとっくに暇になってただろう。
需要が大きいんなら正しく高く請けてバランス取れやLONGFELLOW。
それにしても、元来のクオリティを出せていない曲が量産されていくのは見ていて居たたまれない。BUMP OF CHICKENを探して見つけて群がって食い潰そうとするファン(笑)が新曲発表のたびに無邪気に喜んでいるのも悲しい。
でもそういう信者により文字通り儲かりが発生するから音楽活動を続けられてもいるんでしょう。ありがとなー。
あるいはファンじゃなかったのかもね。なんか良い雰囲気の曲作ってるよねーくらいの温度感でありながら語彙の不自由により誇大に褒めてしまっている輩を見かけて、それを俺がファンだと誤認していたのかもしれない。
テーマソングとか使い捨てなんだから米津玄師とかOfficial髭男dismとか星野源とかのショボくれたザコ系にゴミ作らせておけばいいじゃんね。あるいは手が空いてる(ように見える)SURFACEとかNONA REEVESとかMONKEY MAJIKに仕事くれたら個人的には嬉しい。
◆歌詞
「SOUVENIR」配信スタート&歌詞の掲載 | BUMP OF CHICKEN official website
歌詞が。歌詞ががが。薄くて、平たくて、砂糖がまぶされてて、繰り返されてる。栄養がないし歯ごたえがないし口に入れたら味するけど噛んでると無味になってくる。なによこれ。委ねすぎてるし。
意味は分かりこそすれ面白みを感じられない。言葉の選定や配置も繰ってないように読めてしまう。最適な配置になるまで時間かけてガチャガチャ揺すったんだろうか本当に。やったうえでこれなら真に劣化だぞ。
緻密な歌詞を書いて欲しいものだけど、最低限、邪魔にならない歌詞を書いて頂きたい。もう薄くてもいい。歌詞を読んだときに何言ってんだと思わせないでくれ。
歌詞を全部引用しつつ赤ペン先生しようかと思ったけど、元から興味がない対象であるゆえ興味ないものが出来るだろう。やめとく。しばらく読んだら「あぁ、そういう意味なの」みたいな発見もあったけど、あったとて。評価変わらず。効果が出てないんだからつまり分かりにくい言葉で書いたってだけだ。
◆テーマ
- ひとつの比喩に一点賭け
- 物語
- 内面が進展していく個人
のどれかで曲を書くべきと思うんですけど。場当たりの比喩をぽちぽち並べられても嬉しくないし繋がらないし、しゃらくせぇ。
テーマがないからわからんことになってる。タイムラインが無いから進まないし未来もない。堅い芯があってそこに戻ってこられるんならどんな飛び方をしても大丈夫だけど、その場その場でそれらしい言葉だけ聞かされてもな。最初期ほどの真っ直ぐで素朴な言葉選びもできてないから「うわ…」ってなる。逆に、テーマが極薄い上にどこにも着陸できてない話がしたいよでも、言葉が素直で時間を伴っているから共感できる曲にできてんじゃん。
SOUVENIRでいえば、読み解いている最中に出てきた「月」とか脈絡が無さ過ぎて少しだけ気が遠くなった。雑なことすんな。かたや「あなたという存在に出会ったことで、あなたから帰り道という概念を貰った。」っていうのは好い気づきなのだから、その驚きポイントの刺し場所をもっと丁寧に考えろよ。そこに落ちていくように、そこから伸ばして全体を構成しろよ。
最近の比喩はとにかく雑。「そういう見方もあるかもね」程度の比喩で説得力がない。rayとか時空かくれんぼの技巧的な歌詞を書けた脳なのに、beautiful gliderほどのシビアな歌詞を書けた脳なのになんでSOUVENIRとかいう砂糖菓子が出てくるんだ?どんなもんだったっけって思ってbeautiful glider聴いてたら涙出てくるし。どうなってんだ。
◆余談
最近マンガ読んでなくて、SPY×FAMILYも読んでない。正確には、読んだんだけどキャラクターのオーバーリアクションがキツくて一話で切ってた。この歳になるとオーバーリアクション表現が喉を通らなくなってくる。
前掲のオープニング映像も華美でキラキラ眩しいわりに質量がなくてスカスカで腹持ち悪いのに胸焼けだけ残る。虚飾の塊を食わされると胸焼けする。金も時間もかかってそうなのに真実味がない。やりたいことパッチワークが下手だから、美麗な映像であっても目が回って吐き気するわ。
すこれない。この言葉に尽きる。
漫画を少し読み返したんだけど、新聞を引きちぎったくだりでやっぱりキツく感じた。人物の描写も表層的で短絡的で鼻につく。敏腕スパイとか敏腕殺し屋の設定でありながらやってることが大雑把。経験の少ない若手スパイとかって設定でも足りたと思うんだけど。といった風に文句はあれど、でもまぁ付き合ってやるかぁオラァ!読み進めていって面白くなることを期待する。
[1話]SPY×FAMILY – 遠藤達哉 | 少年ジャンプ+ (shonenjumpplus.com)
全体的にやってることが少女漫画的だから女が書いてんのかなと思ってたら男だった。
エンディングは以下。
サビの歌詞が九分九厘同じってのは、よっぽどの言葉に屈強な構成じゃないとゾクゾクにはし得ないぞ。甲本ヒロトが書いてやっと感動させられるような作り方だ。ゲームを放棄してるに等しい。TVサイズなら聴けるのかもしらんがFullではくどい。自己評価何点の曲を作ろうとして歌詞書いてんの。
いやいいけど。俺みたいな外野からグチグチ言ってるクソの言うことなんて気にするな。
◆結
先々週あたり、ビクターのYouTubeチャンネルが倉橋ヨエコの曲を数件アップロードしていたことに気づいた。復活あるんだろうか。
別に無理に復活しなくてもいいけどCountry Colorを早く売れよ。ずっと待ってんだこっちは。
匿名
変わってしまったシンガー 昔のようには歌わない
がっかりした そのうちなくした 興味を