以下の記事を読んでシクシク泣いていたんだけど。
参考:住宅弱者を「絶対に見捨てない」不動産会社に密着|楽待不動産投資新聞 ⇒魚拓
「知らない人でも自分に利益を生まない人でも助けたいんだ」という気持ちがとても大事なんだと思う。それについて俺は泣いてるよねいつも。
俺自身がなにもできてないんでアレだな。ただただ悔しい。飽き性だし心が弱いんだ俺は。
◆自分のこと人のこと
人の苦しさとかがあって、それをなくすために互いに助け合うということをしたいよね。どっかで悲しくて泣いてる人が常にいるわけだから笑顔になっていただきたい。そりゃ当たり前のことだ。
なんでそれだけのことがこうも泣けるのかっていうのは、世間が社会が人が冷たいからだよ。やるべきことを見失っているからだ。人を救うという思考が当たり前じゃなくなっちゃってるからだ。
周りの人間の価値観に流されてくるくる踊ってる人を見ても、楽しくない。嬉しくないし憧れない。目をキラキラさせながら金の話してるひととか、勝手にやってろって思う。
※金持ちが嫌いとかじゃなくて、目的意識を持って金稼いでるのはスゲー良いと思う。そういう人の話を聞くのはとてもワクワクするし、金を稼げて当然と思う。嫌なのは「成功しよう」とか「早期リタイアしよう」とか「好きなことして生きよう」みたいな焚き付け。
自分がお金を稼ぐこととか自分の地位を守ること、自分の感情を守ることだけ考えてたら、真に満たされるのは難しいんじゃないのかな。
人を助けると、いつの日か誰かから助けてもらえる。それ以上に幸福なことってあるか。あったとしたらなんだろう。
◆話が噛み合わねぇ人
仕事してて、「こうする」の話が噛み合わないってこともある。そこでやっぱり気づくのは、根っこが違ってるということ。
人を助けること、人を喜ばせることをしないといけないのに、自分や所属を守るムーブをしちゃうのは悲しいことだ。金を稼ごうとするのは、金で物事を評価するのはおかしい。「とっとと終わらせるため」に仕事をするなんておかしい。主目的を違えっちゃってる。
それは自社の人間にも取引先の人間にも言えることです。「どういう人と一緒に働くのか」っていうのはつまりそういうことだ。単に能力があるひと、仕事ができる人と働いたってしょうがない。何かを成し遂げたって、労力と引き換えに金が増えただけだ。人生の時間を切り売りしただけだ。人気を稼いだって、衆目を得たって、所詮は流行り廃り。バカらしいと思われるのもしょうがない。「実」じゃないから。花でしかないから。
大切なのは、その能力で何を為すのか。難しいけど、その人の生きる目的や夢について聞ければ一番いいんだろうと思う。
「金になるからやる」「生き残るためにやる」って考えで全てをやってると生きる意味をどっかに落っことしちゃう。いつ死んでもいいかなーになっちゃうだろうが。
◆対照的にいろいろ思う記事
「美々卯」一斉閉店の裏に再開発利権か、コロナ便乗解雇の深層
⇒魚拓
過払い金CMの大手弁護士法人、「東京ミネルヴァ」破産の底知れぬ闇
⇒魚拓
◆きりわけ
「人助けにフルコミットしろ」と言ってもいいんだが、世間の人は容易に勘違いするっていうかサッカーでいうとボールを追い続けるようなことしかしないんで困る。ピッチ全体をみろやと。
助けすぎてもしゃあない。そこらじゅうの困ってる人と添い遂げることはできない。あくまで背中を押すというだけだろう。より多くの人を救うために、金が貰えるところからはキッチリ貰うってのも大切だよね。
より大局的に救うってのもありうるだろう。そうなったら大金を稼がなきゃどうしょうもない。シビアな判断基準が発生するのも致し方ない。
初心を、目的を忘れないことだと思った。
何よりも、自分が幸福であることを目的に生きなければいけないはずだ。俺はそうだ。お前はどうか知らんが。
◆仕事に対して
東大出身で弁護士だった明石市長「火つけてこい」暴言30分【全文公開】⇒魚拓
これもまぁーーーー泣ける。仕事に対する意識が高すぎる。
※言い方ってもんはある。適切じゃない言い方をしたということは養護できない。録音されたということは普段から暴言を言ってるってことだしね。最近また暴言で報道されてるし。でもキレたくなる気持ちもわかる。人が死んでいるわけだから!
正義の為に、正しさのために、市民のために働いている。もしもこの暴言を俺が言われたんならもう泣くしか無い。俺が間違ってるとしか言えないから。怒る気持ちがとてもよくわかるから。
こういう怒られがされる現場は寧ろだいぶ恵まれているんじゃないか。鍛えられると思う。正しさのために働くことができる上に、正しくないときは怒られる。たったこれだけのことができない組織が多すぎる。無気力な組織が、歯車みたいな人間が多すぎる。市民の命と安全のためにこんなに親身にブチギれてくれる人もいない。
時代が許さないけどね。
音声も聴いたけど、…うん。まー泣ける。なんでこれをパワハラと捉えるひとがいるんだろ。怒り方としてもフェアでかなり綺麗だと思う。相手を無駄に追い込まないような言い回しになってる。
これは許さんから! ほんまに許さんから! 辞表出しても許さんぞ。舐めやがって。どんな仕事しとんねん。
ってのが印象に残る。泣ける。これをハラスメントとして糾弾するのはどうなんだよとは思う。立場を笠に着て抗えない人格否定をしたと、そう捉えるのか。不条理なことを言っていると捉えるのか。嫌いだから虐めて、それを楽しんでいると捉えるのか。脅して強いたと捉えるのか。
それは読解力に欠けると言わざるを得ないし、逆に、ここでゆったりしていいのかよ。許して良いのかよ。
1週間以内でお前ら全員で毎日通って取ってこいハンコを! ぶちぶち言うなら金積んだれ! お前ら自腹きってハンコ押してもらえ! それじゃなきゃ辞めてまえ2人とも。もう要らん! 楽な仕事しやがってほんま。どないすんねん、死んだら。あの角で人が死んだからやっとる工事やろうが。何が安全じゃ! もっとちゃんと誠実に仕事せえ!
あっこで人が死んだんでしょう? だからやるんでしょう? 巻き込まれて死んだ角やないか。あの角が立ち退かんかったら工事できひん。あそこが中心や! 私が行って頭下げて土下座でもしますわそんなもん! 市民の安全のためやろ! 市民の安全のためにしんどい仕事をやって安全な道路を作ろうとしているんでしょう? それはある意味誇りでしょうが! しんどい仕事やから尊いんですよ。相手がややこしいから仕事が美しいんでしょう! 後回しにすんなよ! 腹立つのはそこやから! 何の仕事しとんねん。あっこの工事ができてこそ安全対策になるんでしょう。そのために道路としてもやっているんでしょう。2年延びるということは単に2年延びるんじゃないんですよ。その間安全じゃないんですよ! 単に金のつり上げ交渉に関わっても仕方ない。人が亡くなったと、大義がないと。
いやもう。すごいわ。得票に何もつながらない場所で、こんなに市民のことを想い、考えてキレているんだ。
ただまぁ批判もあり得る。批判はあり得るんだけど、
各地の企業や団体でパワーハラスメントなどに関する研修や講演を行っている社会保険労務士の藤原寛子さんは「音声からはことば使いや口調にとても力がある印象だ。一方的に相手を罵倒する、罵詈雑言を並べ精神を攻撃する典型的なパワーハラスメントで、どんな背景があったとしても決して許されない発言だ。一般的にパワハラかどうかの線引きは難しいが、今回の発言の内容はそのグレーゾーンには当たらずあるまじき発言で言語道断だ」と指摘しています。
「パワハラであるだけでなく、さらにひどい発言」
読解力のないひともいたものだなぁと思う。この人じゃ問題解決なんてできないよ。パワハラのなにが問題かっていう根っこがわかってないんだから。
この人の仕事はどうなってるかって考えると、なんか悲しい気持ちになる。ハラスメントをなくしたい、人を助けたいという志はとても素晴らしいんだけど、能うかどうかという現実がひたすら重くて悲しい。誰だってやるだけやれば一定の解決はするだろうけどね。
志と能力が比例する世界だったらよかったのに。
計画そのものに無理はないかを一緒に考えるといった『マネージメント力』こそが組織のトップに立つ人に重要な要素だ。トップに立つ人はもっとことばを大切にしてほしい」と話していました。
言葉の表現する意味/意図を大切にしてないから、人の言ってることを、伝えたいことを読み違えるんじゃねぇのか。人に言う前に自省しろよ。ことばを大切にしろ。
そう思いました。
◆やりやすい仕事
やりやすい仕事なんておかしい。さっきもあったけど「楽な商売」というやつだ。課題なんて無限に転がってる。仕事が楽なのであれば、客の困りごとを1つでも潰す努力を、思考をするべきだ。あるいは新しい客(困ってる人)を探すなり自分の能力を伸ばすべきだろう。
◆客として
少なくとも自分が客になるときは「正しい客」であることが求められる。できることであれば相手のやってる仕事について知っていたほうが良い。金のことしか考えてない会社からものを買ってはならん。多少高くても正しいことをやってる企業に金を払うべきだ。
◆おわり
下の動画に【女神】とか書いてあるけど、変な表現だ。不動産業ってなんのためにあるんだよ誰のためにあるんだよ。そも、金のためにやってるのがおかしいんだ。「もっと規模を拡大すること」「もっと稼ぐこと」じゃない。もっと人を救うために考えて生きないといかんのじゃないですか。
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