ターニングポイントさん!?

感覚を受け取る能力

ちいかわのアニメが放映されていたんだけど。

ちいかわ | TVer

違う。ナガノが表現したことと違う。

1話の元になった投稿が以下。

ちいかわとウサギにはそれぞれ性格があって、彼らの行動がどういうふうに切実なのかというところまでTwitterでは表現されている。でも、その表現を読み取れていない人物がアニメを作っている。

◆ちいかわ

ちいかわはただ単に可愛くデザインされたキャラクターではない。小さくて可愛いこと自体に意図が存在していて、更に原作者から設定された人間性を持っている。世間にありふれているキャラクター群とは一線を画している。

人間が演じているドラマや映画の登場人物ですら人間性を持っていないことがあるわけだから、そういう点に於いてちいかわは新しい。この間までやってたファイトソングってドラマの登場人物よりも、仮面ライダーリバイスの登場人物よりも、ちいかわ達のほうがより高度で精密な人間性を与えられている。

だから、単に可愛いものとしてちいかわを扱うんなら題材に採用する意味ってあまりない。ちいかわが含んでいる風味を無視してアニメ化してるのは残念です。その設定まで読み解けとは言わんが、元となった1ページ漫画の空気感すら読めていないのは純然たる実力不足だ。

ナガノがした表現をせず、ナガノがしていない表現を無頓着に放り込んでいやしないか。ちいかわやウサギの生態からはしえない動きをアニメでしてしまってはいないか。そういうことをしちゃうと、ギャップが重要になる表現で破綻が発生するんじゃないかい。

そもそもこのショートアニメを制作するにあたり、ホットケーキを焼いたか?ホットケーキをあのフライ返しで叩く感覚を知っている人間が関わったか?してないだろ。しろよ。想像力でやれてないんだから実践しろよ。作品に対する敬意が感じられねぇよ。かためのプリンが後に再登場してどういう観点が与えられたかも踏まえろよ。

あと、ちいかわの投稿に毎回毎回クソリプ飛ばしてるガイジども。脳の病院に行け。

◆MV

商業的な楽曲がリリースされるとき、MV(ミュージックビデオ)も同時にリリースされることがある。

Music Live Videoってことはこれ一発撮りしたんだろうか

楽曲があったとき、それを聴いた人にはイメージが伝わる。個人差はあろうが、なんとなくの色と匂いと温度(気温?)が伝わる。そのイメージとMVが乖離していた場合はMVが邪魔になる。

例えば最近のBUMP OF CHICKENは邪魔くせぇMVばっか作られていたりする。Small worldは妥当だったけど。

なにこれ?落第だろこんなもん。

音と歌詞から何を受け取ってこのMVを作る話になるんだか意味が分からん。なんでこの色この匂いこの温度になったの?全部がズレてっけども。曲の邪魔でしかない。曲と切り離したとしても小手先ばっかで一貫性がなくて嘘で塗れていてオチもカスで低品質極まる。

極まるってのはそりゃ言い過ぎかもいや言い過ぎだけど。とはいえ低品質ではある。美麗で緻密でなんかしてそうな低品質。上っ面の高品質。

ただ、最近のBUMP OF CHICKENは昔ほどちゃんとした歌詞の曲を作ってないから因果応報とも言える気がする。知らんけど。人と人の間をとった最大公約数的な曲ばかり卸していて、他のアーティストが書いても変わらんような曲が多い。

話が逸れた。

オススメの超絶クソMVでいえば「フルドライブ」とか「シュガーソングとビターステップ」。

ショート版しかなかった

地獄かよ。何度見てもひどい。ミュージシャンが被害者になってる気さえする。

なんか…真剣に物事をやってやろうという気持ちとか無いわけ?どの程度悩んで構成を決めたの?あるいは単にセンスが死んでるだけ?どちらにせよ悲しいことに変わりはないけど。

音楽と歌詞に対する理解力が致命的っていうかもう命に致ってる。殺されてる。総合的な印象を楽曲から受け取る能力がない。BUMP OF CHICKENの最近のMV(Auroraとか流れ星の正体とか)作ってる人もそうなんだけど、映像をディレクションする能力がないって素人でもわかっちゃうような感じにしてんのは何なんだろ。映画とか見ないのかね。

感性が乏しい人にとっては見目麗しいこととか可愛いことが全てなのかもしれんけど、プロの動画屋がそれでいいわけあるかよ。

一昔前のクッソ安っぽいMVであっても、少なくとも音楽と合わせたとき全体が壊れないように作られているように思えるんだが。業界が進歩してないんだろうか。

一昔前のクッソ安っぽいMV

トコトン古臭くてザッピングみたいなアレが多くて見づらいけど、楽曲の雰囲気を理解したうえでやってるって判るからまだマシ。

この記事ではダサいとかカッコいいとかの話はしていなくて、漫画や楽曲から雰囲気や意図や個性を読み取れているかどうかだけ話題にしている。だから今はダサいんなら無限にダサくていい。雰囲気さえ適合していればどんな馬鹿馬鹿しいことをされても好き放題されても俺は構わない。文句はあるけどそれは俺の個人的な感想、趣味嗜好だと思える。

崩すんなら崩し切っても良いと思ってて、ぱにぽにだっしゅとかは俺の中であり。

◆SEGAはProject mirai作れ

DIVAがこれで

miraiがこれ

クローバー・クラブの初採用はDIVAで、振り付けが同じ…と思ってたんだけどmiraiはちょっと違うな。フルだからだろうか。

それはともかく、好みどうこう以前の優劣がハッキリしてませんか。楽曲から発生する色と匂いと温度を正しく表現しているのはどちらですかって。DIVAはあろうことか楽曲に使用されている矩形波に着目してこんな無様な映像を作ってんだよ。ありえん。専用衣装も意味が分からん。色も装飾もモチーフも、袖の長さに至るまで間違ってる。カメラワークもmiraiと比較したらクソカス。正しい部分を見つけることのほうが難しい。

DIVA系列の開発しながらmiraiを放ってるって、やべぇことですよ。そもそもDIVAのモデルは全員が可愛くないっていうかキモいし。個人が作成した3Dモデルのほうが上手いってどういうこと。

◆結

放課後ディストラクションとかアンノウン・ワールドマップみたいな360°のMVってもうどこも作ってないのかな。新時代を感じたものだけど。

と思って調べたらAdoがやってたわ。どれどれ。

はぁん。

ダサ寒しょうもな臭い。特に臭みがちょっとキツい。いや、プロの商売っていうかアマチュア投稿者を見るような視点で評価するべきなんだろな。それであれば納得できるし嫌いじゃない。

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1件のコメント

  1. 匿名

    ちいかわのアニメはなんかもう意図的に可愛い部分だけ切り抜いてる(目コピしてる)ような感じがしますね…
    楽曲とMVのイメージが乖離しているって話だと、オメでたい頭でなによりの『ガラガラヘビがやってくる』のカバーが真っ先に浮かびました。発想はともかく、マジでクリエイターの独りよがりでしかない。

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