どうも、サラリーマンです。
こんな記事を見つけました。
おーん。わからんでもない。
◆欲望
人生のやることがもうなくなっちゃったんだと思う。「会社に行っては帰るの繰り返し」も虚無に感じるんだろう。
俺も最近、物欲みたいなものが枯れてきている。家が全部燃えてもとりあえず「燃えた😭」くらいで済む気がする。あんなに色々と欲しかったのになぁ。好きなもの、覚えておきたいもの全部を手元に置いておきたかった。
あらゆる欲は枯れうる。それも少しずつとかじゃなくて、ある日突然にスッパリと枯れる。夢も希望も突然に枯れる。
それは本人からして悲しいものでもなく「なんで熱中していたんだっけ?」くらいのものだったりするから恐ろしい。
◆人生が完結する
欲に足を突っ込めばそれは果てがない。でも最終的には衣食住しか残らない。残りのすべてはプラスアルファ。
そのプラスアルファに、何を持ってくるのかが一見して分かりづらい。見ていこう。
一段階目としては、自分の遺伝子を引き継いだ子供をつくること。これはとてもいい趣味だ。生命体が一番よくやるメジャーな趣味。子供の養育以前、異性と出会いまくることも良い趣味。なぜか一桁くらいの出会いで選びきった感出してる人が多いけど、異性はたくさんいる。マジに選び放題。
そして、これは飽きづらい。個人差はあれど、遺伝子レベルの趣味だから興味が薄れづらい。飽きたら二人目を作ればいいってのもある。制度が整ってるから、慎ましく生きれば飢えて死ぬこともない。子を成せ。
二段階目。コミュニティ内で力を得ること。有力者になること。金、名誉、賞賛、承認を沢山得ること。
っつって、これももう興味ないんだよね。わかるわ。
三段階目。活動すること。仕事をしたり、本読んだり、ゲームしたり、映画を観たり、アイドルを追っかけたり。収集したり。創作したり。
これも、行くとこまで行ったら急に冷めたりする。「なんでそれをしたいんだっけ?」になる。生きる理由になってくれない…
◆仕事
仕事というものについて補足したい。
多くの人にとって仕事とは、自分が生きるための仕事、つまり金を稼ぐ仕事にほかならない。仕方がなくやってます。
じゃあ例えば無職になったとして、どこかの会社の面接に行ったとしますわな。その時に「志望動機は何ですか?」と問われるかもしれない。そこで「金のためです」というのもありなんだけど、いやって。そんな仕事をする意味あるか?人生の時間を金稼ぐために使うわけ?
それは損。
虚無から逃れるためには、良い志望動機を見つけなければならないんだよ。働くために仕事に行くということを失くすために。
何言ってるかわからんと思うけど聞け。
◆仕事で金がもらえる理由
その仕事を必要とする人がいるから仕事で金が貰える。
無意味な仕事でなければ、そこに価値を見出すことが可能。まずは仕事に価値を見出してみる。見出した価値に興味がないのであれば仕事を変えてもいい。
じゃあ、仕事の価値とは?
それは人が助かることです。苦しんでいる人をより多く救うことが仕事の本懐。
例えば「人生終わってもいいかな…」と思うことがなにか嫌だと感じたのであれば、そういう人を(つまり自分を)救うための仕事をすればいい。
◆共感
いま困りごとがない人、自分の困りごとがなんであるかを考えられない人にとって、仕事は楽しいものになりえない。
そして、共感性が高いひとにとり、この世はお仕事天国になる。他者の困りごとを自分の困りごととして悲しむことができるんだから。
仕事が無限にあるぞ…!
だから、仕事がつまらんのであれば世の中の困りごとを収集してみるのが吉。その上で誰それの悲しみに何一つ共感しえないと思うのであれば扁桃体、前頭葉を育てるところから始めなければいけない。
いや、育てられるんだっけ…?
人の痛みを感じ、それを和らげてあげたいと思う「思いやり」の気持ちを育てるにはどうすればいいのか。ジンガーらは、さまざまなトレーニングを行って、その効果を比較した。なかでも優れていたのが、仏教の伝統から生まれた方法だった。被験者に、両親や子どもといった自分の大切な人物を思い浮かべさせ、その人への親愛の情を胸の内で温めてもらう。そして、その温かい思いを向ける対象を、知人から見知らぬ人々、さらに敵にまで、徐々に範囲を広げていくというものだ。
科学で迫る「善」と「悪」 鍵となる「共感」の能力(魚拓)
へぇー。具体的にどうすればいいんだろね。
共感さえあれば、人の困りごとが解消されたことに喜びを感じられる。うまくいけば自分の救った人間がさらに多くの人間を救う。いくらでも生きていける。やっば💖
◆やりたいことを仕事にする
短絡的に「やりたいことを仕事にする」のは危険。YouTuberになってゲームやって楽しくて金がもらえるとか。いや、もっと言えば「ゲームを遊んでいるだけで給料が貰える」みたいな話でもいい。
なぜそれらが危険といえるのか。それは「ゲームが楽しい」場合に限り快楽が発生するから。快楽に理由がついてしまう。枯れるか枯れないかは自分で制御しきれない。
もう忘れてるかもしれんけど、そもそもの問題であった「生きる理由がわからない」に対する答えになってくれないのだ。さらに言えば、あるジャンルに興味を持ち続けられる才能がある人は研究職とかいくらでもできるのだ。出会えていないというだけで。
競争する職業であるというのも、少し問題。人のお金や人の余暇を奪い合う仕事になってしまう。本当に腑に落ちる仕事をしたいのであれば、争いを根本にする仕事に関与してはいけない。ただ人を助けたいのだと駄々をこねちらし、あらゆる立場の人と全裸で協力し合う仕事をせねばならない。
困っている人を助ける仕事は「困っている人が助かる」ことそれ自体が純然たる幸福だ。他者の悲しみに共感できさえすればな。困りごとが解消されること is 幸福。純度の高い幸福を他人から己の内部に転写することができる。仕事を幸福に変換する時のロスがほぼない。
納得できない気持ちもわかる。こればかりは体験してみなければわからない。
◆おすすめのしごと
自分で調べればいいんだけど。新聞とか読んでさ。
▼公務
有意義な仕事をするための難易度が高いので、あまり触れないでおきたい。元からいるクズが多すぎる。
直接的に戦えるのは公務員福祉職とかだろな。資格とかなんやかんやあるはず。調べてみ。
警察官、消防士、自衛隊、教員。いやぁ難しそう。体育会系ばっか集まってそう!効率とか全然考えてなさそう!(根拠に欠ける決めつけ)
多くないとはいえ、暴行や嫌がらせで自殺者とかポロポロだしてるから勧められないわな。
あるいは政治とか、仕組みを作る場所に行けば山ほど人を救える…はずなんだけどなぁ…おかしいなぁ…
▼医療
病気の人はホントに困ってる。救える。
- 診察してお薬あげるやつ
- 外科手術するやつ
- 看護
- 介護
- リハビリテーション
もそうなんだけど、どっちかって言えば医療が求めているものを調べて作るほうが筋がよかろうて。人を救っている人を救う。メタ人助け。
直接助けるほうがわかりやすく幸福なんだけど、メタい場所で活躍して幸福を受け取る能力を鍛えたほうが世の中よくなるんでそうしてほしい。これは俺の勝手な希望。
▼物質・材料
世に足りていない物質がめっちゃたくさんあった。道路作る材料。マヨネーズの容器の内側の材料。青色発光ダイオード。熱を電気に変える半導体(いろいろやりかたある)。無限に焦げ付かないフライパン。穴の開かない靴下。
挙げきれない。ありとあらゆる材料が足りない。研究の題材がバチクソ溢れている。無限に思いつく。
▼バイオ
微生物やら遺伝子工学やら。物質材料もそうなんだけど、全部に行ける分野がバイオ。医療でも健康増進でも農業でも地球環境改善でも燃料でもなんでもできる。
人体に絞って言えば、永久歯をもう一度生やすことだってできるだろう。アトピーや喘息を完治させることもできる。重度の火傷や手術の後を完全に消すことだってできる。
それは、届かない場所にある話ではない。この世はお前みたいなボンクラばっかだから椅子はいくらでも空いてる。25歳でしょう?五体満足なんでしょう?それはどうにでもなるわぁ。
▼IT
情報のやりとりはITにしかできない。各大学がそれぞれの研究をしていたとしても、ITがなければ情報を接続できない。世界が手を取り合うためにはまだITが足りていない。
また、情報を操れば横から政治に介入できる。突拍子もない場所から世界をよくできる。のかもしれない。
▼ロボティクス
ロボット工学。センサー工学。人間の単純労働を消し込むのに一番役立つ。
▼土木
土木、建築、工事。ブラックそう(先入観)
でも人々の生活を支えるライフラインです。これ系のベンチャー企業とかって無いのかね?噂を聞かない。
52兆円の建設市場に変革を起こせるか?今注目のCon-Techスタートアップ10社(魚拓)
興味深い記事だが、思ってたのとはちょっと違うかな…もっと前提からひっくり返るような研究とか発想とか無いわけ?
物質・材料をやるべきなのかなぁ。
▼その他
二酸化炭素をダイヤモンドにしちまうとか、簡単に取り外しできて水道工事とかめっちゃ楽になる道路とか。
沢山人間がいるのに、全分野において研究の手が足りていない。とはいえ大学行けば一生研究していられるってわけでもないし。お金が足りない。基礎研究にお金を使わねばならない。
◆いましている仕事は無意味なのか
いや待て。そんなわけない。たぶん。ただ、働き方が下手な人間は多いよね。本来は解決したい課題を最大効率で解決しなければいけないし、問題の根源に切り込んでいかなければならない。切り込まずに言われたことだけやっていたならば、全部の仕事がつまらないんだろう。
より高みから問題を見つめ、解決するための仕事をするのが正しい働きだ。それは、今やっている仕事を破壊するようなものかもしれない。でもそれをしなければ、いつか他の誰かがそれをやってしまってテメーの仕事がなくなるだろう。
それはそれで良いことだ。でもいまはベーシックインカムとかもねぇし、働いてないとまずいですよね。
興味の向いた方向で働ければ一番だし、そのなかでも必要を仕事にできれば間違いない。「便利」の仕事ではなく「必要」の仕事。必要としているものが足りてない人がいるんだなこれが。未だに義眼で視力を得ることはできない。もう少しでイケるって話もあるが、研究の余地はまだ深く残るだろう。
◆結
そんなところの話だと思う。正しく人助けしたい人のことは、誰も止められない。お前の志望動機は誰にも邪魔できない。
だから仕事が悲しいだの楽しいだの辛いだの嬉しいだの勤務時間が長いだの短いだの遠いだの近いだの給料が高いだの安いだの、そういう話ではそもそも無いんだよ。
正しい働きに対して正しく報いてもらおう。だからまず、自分から正しい働きをしなければならない。志も望も動機もないのに正しく働けるわけがない。時間や体力の切り売りではない。
何のために生きるかというところを、一旦詰める必要ある。
匿名
LinQの可読性について調べてる時にヒットしました。
過去遡っていろんな記事見させてもろてます。
面白いです。