短めの記事を書くテスト。
プログラミングって一口に言っても色々あるけれど、マジにやるシステム開発/技術開拓と「手遊び」の二種類がある。
こないだキレながら書いたワクチン接種自動予約スクリプトは、あれは手遊びだった。
自分で使ってみて便利すぎるだろとは思ったが、ありゃ日曜大工ですらない。お料理を作るくらいのものだ。高級フレンチとかでもなく、簡単めの料理。材料買って切ってオリーブオイルをだっくだくにぶっかけて加熱しつつ匂いを嗅ぎながら待ってアヒージョができるようなもんである。
エビとキノコがニンニクとオリーブオイルでハーモニーがおくちに広がって美味しすぎるだろとは思ったが、生業としての料理と比べれば
いや、俺のアヒージョは美味しい。
最近、材料を炒め終えてからオリーブオイルだっくだくにぶっかけて食べるほうがうまいんじゃないかと思い始めている。
◆スクリプト
前回記事のタイトルにもあるように、あれは「スクリプト」と呼ばれるプログラムである。
例えばAちゃんが「プログラム書いたんだよぉ」って言ってアレを見せてきたら、「ふーん。まぁうまいじゃん。先にシャワー浴びて来いよ。」とは言ってあげるけど、なんかプログラムって呼ぶのは違和感ある。
あれはさして凄くも偉くもないのでスクリプトである。
余談:しょうもねぇ小さいプログラムでクラッキングするプログラマは「Script kiddie(スクリプトキディ)」とか呼ばれたりもする。「しょうもねぇプログラムでシステムに攻撃仕掛けるホモガキ」という意味。
◆プログラムにするには
プログラムにするにはっていうか、システムにすれば偉い。俺は納得する。
つまり
- ログイン画面作って
- CORSだけ工夫必要。
- 自治体の検出して
- ログインのレスポンスに「partition_key」ってのがあった。
- 会場とか日付とか時間とかの選択UI作って
- あのスクリプトを流用して予約する
くらいのもんをブラウザで動かせる感じにビルドして配布するんでもいいし、あるいはバックエンドでそれをやってくれるサービスにしてもいい。
そしたらもう日曜大工ですよ。
◆すごいぞスクリプト
スクリプトの存在自体が凄くないと言いたいわけではなくて、作ることが凄くないというだけ。労力がほぼ掛かってないコスパ重視のアレですから。
俺のアヒージョは美味しくて凄いので「アヒージョうまい」「ほっぺおちちゃう」って言われると嬉しくて幸せだが、例えば料理とか全然しないカスに「凄い!感動した!大変だったでしょう!」とか言われんのは「は?殺すぞ。先にシャワー浴びて来いよ。」と思う。
お前の凄くなさが凄すぎて凄く見えているだけです。つまり、平均的日本人のIT技術は全然すごくないので、そこんとこで詐欺れる。
いやーもうこのアヒージョ作るの大変だったんですわ。食材を求めて東奔西走。艱難辛苦。汗馬之労。腎臓と親は質に入れました😭
と説明すれば、料理を全く知らん人は「すっげ…」と思ってくれる。
かかった時間として、あのスクリプトは調査開始からひとまずの完成までで1.5時間程度。だけど、価値としてかなりのアレであるはずだ。1万で買うという人も少なからずいるだろう。「プログラム売ります」っていうか「予約代行」と言えばいいのだ。出来高制でもかなり稼げるんじゃねぇのか。やらんけど。
ワクチン予約サイトが公開しているAPIの設計思想、データ保持の仕方が素直で綺麗だったから1.5時間で済む。俺が凄いからではない。コードの一貫性、見通しの良さの話であれば俺の凄さによりあのコードは読みやすい。けど、それにしたって俺が何かを発明したってわけではない。知っていたというだけ。
つまり、そういう手遊びで何かを作れるんであれば、つまりExcelマクロでも書けるんであれば金稼ぐのに困らんということである。IT後進国日本 is ブルーオーシャンなのである。
IT業界で苦労して辛いみたいな話もあるけど、就職する企業間違えてるよな。ITの能力に自信がなく自分で努力するつもりもなく仕事を豊かにしようとも思わないのであれば、自分以上にITできねぇところに就職して無双すればいいんだよ。
30分で組めるコードを30分で書いて30分テストしたら、あとの7時間は自分用のコードでも書いていいし、あるいは本当に技術に興味ないならネットサーフィンするなりブログ書くなり好きにしてればええんや。あとで困るかもしれんが、そしたらジョブホップしろ。また技術無き世界に就職しろ。
うまくハマればスクリプトで会社をひっくり返すこともできよう。
◆結
そう思いました。
うん。
このくらいの長さの記事でいいんじゃないか。まだ長いか。
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