いや、ここはアニメレビューブログじゃないです。ここはクソぶっかけブログです。

空の青さを知る人よ

◆昨日書いたやつ

のと同じメンツで作ったものなんだらしい。

心が叫びたがってるんだ。観たよ

◆観てないけど、観たほうがいい？

ううーーーーーーん。観てもいいよ。でも保証はできない。でもこ↑こ↓ろが叫びたがってるんだ。よりかは明らかに観る意味がある。

映像は、もっと綺麗になってた。見ごたえある。

◆タイトル下手か？

「心が叫びたがってるんだ。」とかも、どっちかって言うと「心は叫びたがってるんだ。」のほうが良いんじゃねぇかと観ていて思った。「空の青さを知る人よ」も、ちょっと違うんじゃないかなぁ…

キーワードとして出てくるんだけど絡みきってない。とくに表現として巧くもない。

「タイトル」「導入部分」「キーワード」として乗ってはいるんだけど、やっぱりテーマを描ききってないんじゃない。例えばだけど「田舎（井戸（盆地））と都会」っていう1テーマを0.8mくらいしか掘ってなかった。いろいろなテーマをちょっとずつ掘って、消化しきってない。落とし所がなかった。不完全燃焼なんだろ。そうなんだろ。そうなんだろ。

タイトルに奥行きがない。前二作品よりは奥行きあるけど。「人生そんなもん」ってのはそうなんだけど、どうせならもっとテーマとタイトルの繋がりが欲しかった。あるいは、ほぼ関係ないみたいなタイトル。しんのさんの曲名ってだけでも良かったんじゃないの。そのほうが渋い。

どういう哲学をもってやってるんだろう。アニメ哲学じゃなくて人生哲学。伝えたいことがあるからフィクションを作るんじゃないの。いや、違うんだろうけど。でも伝えたいことがないんだったら観ている方に得るものがない。

最終的に納得した感じが無かった。収まらない。タイトルがもっと洗練されていたら内容も変わってきたと思うよ。しらんけど。

◆いや、面白くはあった

面白かったんだって。総合的にみて面白いと言える。キャラクターが良かった。今回は感情移入できたよ。心理描写が丁寧になっていたように思える。日常のちょっとしたことが重要なんだということに気づいたように見受けられた。

◆ひけらかし

自分が最近知ったことについて、それをネタにするのはやめたほうが良いんじゃない。向いてないから。消化しきっていない知識を使ってはいけない。不自然になってる。

◆飛びすぎ

飛びすぎ。長い。くどい。馬鹿か。腹八分目にしておけよ。「もういいよ…」ってしか思わなかった。千と千尋の、あの飛ぶ（落ちる）やつは「着陸しないで…（泣）」的なずっと飛んでいてほしい感じしたもんだがな。

飛んだのは別に良かった。でも不要な描写多かったぁー…。尺合わせだったのかなぁ。

◆エンドロール

エンドロールで流れていたあのエピローグ絵は全然いらなかった。わりかし綺麗にサッパリ切なめに終わったんだから、あとのことはもう想像に任せればいいじゃないか。

出すにしてもホントに直近の事柄だけでよかったんだよ。

前の記事でも言ったけど、マンコにチンコをずっぽり収めようとする努力は何なんだろうか。そうしたいならそこに至るまでの理由と流れを丁寧に

◆理由

そう。理由。

相変わらず理由が足りていない。でも前よりは足りていた。会話の間もちゃんと取っていたんで観やすかった。

物語である以上は展開があるんだけど、その展開に紐づくバックヤードが見受けられないのでちょっとね。でも前よりは大分よかったよ。ほんとに。

設定とか上手く使っていたね。かなり進歩したと思う。

◆かけばいいのに

あかねぇの心理描写とか。あかねぇとダブル主役にすればもっと深くできそう。いいキャラだったのにもったいない。いやもちろん「描写しない」で十分ではある。だけど、切り替え（？）みたいなことが驚きとか感動につながるんじゃないの？手札を眺めて切り札を切れ。

主人公の成長っぷりを見せる場面も無かったな。いや、あったな。ちょっとな。

◆結論

なんだかんだ言ったけど、面白い。素直に面白いと言いづらいのは、ちょっとまだ垢抜けてない感じするから。

ダンディズムとか燻し銀とかそういう深みが欲しい。