新型コロナウイルスの感染拡大を受けた経済対策ついて、自民党の安藤裕衆院議員ら有志議員が11日、西村康稔経済再生担当相に、当分の間、消費税率を0%とすることなどを求める提言書を手渡した。

提言では、消費税は当分の間、軽減税率を0%にした上で、全品目に適用するよう求めた。6月頃には減税が実施できるよう調整を速やかに行うべきとした。

消費税を当面0%にするよう自民有志が政府に提言-新型肺炎経済対策

すげぇ揺さぶってくるな。

軽減税率とかで消費税を2パターンに分けるという、(システム開発企業が)予想だにしない決定をしてみたりだとか、本当にすごい。

幸い俺はその辺に関係しない業務に従事していたわけだが、先の税制対応をした企業はもう「あいたたー」「やめなよー」てなもんだろな。おそらく「暫く次の税率変更こないだろ」っつって、夜中にえいやあで切り替えとかしたんでしょ。流石に自動化しないわ。コストと見合わないもの。

DBのUPDATEで済ませたんだか定数ハードコーディングしたんだか知らんが。それも、税率をハードコーディングしたんならまだしも「2019/10/01 00:00:00から」とか書いちゃってたらもうワロスですね。

…してないよね?

うん。だよね?良かった。

(税率0%について)あり得る解としては、「しばらく消費税分をキャッシュバックする」とかだろうか。2020年6月までやってるキャッシュレス・ポイント還元事業でなんやかんやシステム通しただろうしね。そのアプローチで決定していただければ、まだエンジニアとしては意義を感じられる。「いったん税率をゼロパーにして、暫くしたら戻す。」という事をしたくないわ。ポイント還元なら作ったシステムを再利用できてお得。キャッシュレス決済を導入する店舗も増えるだろ。

とはいえ、システム改修の対応があったら当然ながらシステム開発業者は仕事貰えて嬉しいね。苦しくも嬉しい。

(電子決済について色々書こうと思ったけど、別の記事にする。)

◆思い

プログラミングは全然教養にしなくてもいいんだけど、システムを導入するという事と、システム化で何が出来るのかっていう事を国の人に勉強していただきたいな。

目を引かないといけないだろうし「消費税0%」っていう響きはキャッチーでいいけどね。しかしそれ対応負荷が高すぎる。

国の為、人民の為に考えて提案してくれるのはいいんだけども、先に足元をどうにかしてほしい。税率をいじったって暫時的な効果しか見込めないだろう。先に国を運営するための費用を下げなよ。

官僚が死んじゃったり病んじゃったりしてるじゃん。未来ある若者がバタバタ倒れてしまっていて辛いわ。DX(笑)をもっと推進しなさいな。ちゃんとやれば仕事が信じられんくらい楽になると思うよ。病気にならなくていいし、死ななくていいよ。辛くて時間のかかる仕事は機械にやらせようぜ。

◆余談

あと、国は「レンタカーとか借りて観光しな」っていうことを言った方が良いんでないかい。「自粛」っつーと「部屋に籠ってろカス」感がある。

そして、仕事が減っちゃってる企業は「忙しくない時にしかできない事」をしろよ。考える時間をいっぱい貰えたんだから、じっと耐えているだけでは駄目だよ。

◆結論

みんな頑張れ。イェイイェイ。うおぉぉぉ。