Qiitaアドベントカレンダーに「筋肉マージは辞めよう」というタイトルの記事がありまして、「筋肉マージ?」ってワクワクしたんだけど、しょうもない内容だった。

お前さん方、「使いたい言葉」を使うんじゃないわよ。

◆筋肉

電子ロックされた扉をムキムキな外人がこじ開けるさまを「筋肉認証」という。ニコニコの何かの動画で見たんだっけ。SASUKEだっけ?

それに近しい表現に、この高専生は触れたのだろう。そして甚く気に入ったようだ。でも使いたいからって使うのは不誠実だ。

しかし俺が今後こういうことをしないとも言えないから、即さない言葉を使ってしまった原因を推察しておく。

◆若いから

しょうがない。ゆるす。

◆相手を意識していないから

受け取る相手のことを考えて語彙を選ばねばならん。誤解が発生する。

自分の言いたいことを言いたいんならそれこそ、こういう風に自分でクソぶっかけブログを建てたらそこに書いて捨ててしまえよ。アドカレでやるな。

自分がどんな相手に言葉を届けようとしているのかってことを考えないとコミュニケーション不全です。不全だし、見ていてちょっと恥ずかしい。

◆語彙が無いから

小池都知事(緑色)も横文字ばかり使って伝わらん場面があったな。発音もカタカナ読みだから、なおさら分からん。

これは語彙が無いから。見た聞いた言葉を自分のモノにしてこなかったから。だからカッコいい、響きのいい言葉に飛びつきたくなる。

◆書かないから

書き続けていると、あと、人と話し続けていると、そういうのが無くなってくる。だからこの失敗をバネに頑張るのやで。

書けや!(豹変)

◆コツ

「語」が、その語になった経緯に思いを馳せること。熟語の意味を分解すること。いま「熟語」って言ったけど、「熟した語」だからね?わけわかんなくね?分からなかったんならWikipediaの熟語のページを見てこい。

あと書いたら読み直すこと。一晩寝かすこと。できれば一週間寝かせること。書き続けること。読み続けること。

じゃないと、人を不要にひっかけて「違うじゃん!」って怒らせることになる。そんなことをしたかったワケではないじゃろ?

◆結論

でも、こういうことを気にしているのは俺だけなような気もした。