※意味の分からねぇはなし。
ぶっちゃけたハナシ、すべてが面倒くさい。
ワクワクすることすら面倒くさい。大好きなことすら面倒くさい。
何がしたいかって、寝ていたい。そのまま枯れて死にたい。
ただ、布団でまるまっていて…えー…
サイコロステーキが枕元に出現したとする。枕元っていっても170cmくらい離れた位置。わりと遠め。
「そのサイコロステーキを食う事すら面倒くさいのだ」「熱そうだから、食べたらアゲタ(津軽弁)をやけどしてぺろっと皮がむけてしまうのだ。」というイジケっぷり、厭いっぷりなのだが、でもサイコロステーキを食いたい。
しかし心は回転数で言ったら30rpmくらいだ。ミニ四駆のモーターで17000rpmくらいだから、そのミニ四駆とおしっくらしたら負けるくらいの存在です。熱いロウとかをこめかみに垂らされたら、避けもせず声をあげもせず、ただただ落涙する。
かたやサイコロステーキはすごい良い匂いさせてくる。耐えられない。そういう時は「布団から出なければよい」的な謎ルールで自分をだまくらかして、布団にギリ足がひっかかる感じにして体をのびのびしてサイコロステーキを食う事になる。フォークも用意されてるんだけど面倒だから指でつまんで食う。回復体位で。
サイコロステーキの3個目くらいで、それをずっと咀嚼する。虚空を見つめながら。
頭はからっぽなのだが、そのうちに不思議と生きる気力がわいてくるから、脈絡なく、おもむろに正座する。残りのサイコロステーキとポテサラと焦げたブロッコリーを食べ、ごちそうさまでした と心で唱える。
「よし」と言ってベタベタな指をウェットティッシュで拭いて、「どっからこのステーキ出てきたんだよ」と突っ込みをいれて、立ち上がりながらびしっと手を伸ばして、すわっとけっかいトリオのポーズを決めて、冷蔵庫開けて「マジかよ牛乳ねぇわ」っつって西友に行く。
そんな感じ。
だから、何か辛い目にあっても大丈夫だと思う。サイコロステーキを食えば生きていけるから。それに、サイコロステーキ以外のものを欲しくなって困ったら、焦りそうになったら、サイコロステーキを食えばいい気がする。
それほどにサイコロステーキはうまい。
◆結論
サイコロステーキ食いたい。柚子胡椒で食いたい。
コメントを残す