今年もクリスマスが来るぜオイ。世の独身ども。お前らはそれでいいのか。
悔しくないのか。悲しくないのか。ほの暗い部屋でひとり野菜をいっぱい入れた鍋焼きうどんを啜りながら生きている幸せを噛みしめるだけのクリスマスでいいのか。なんとなく🍰買って、誕生日ケーキの余ったロウソクさして着火してみたら意外とテンションあがるだけのクリスマスでいいのか。そんなんじゃ世間にボコボコにされるぜ。クリスマスという世界規模の呪いのせいでな。
彼女がいないことは罪ではない。だが、クリスマスとかいうどっかのジーザスの誕生日が商業界によりイベント化され、われわれ独身男性は世間から白い目や黒い目で見られることになったのだ。戦わねば。抗わねば。
◆クリスマスの避け方
クリスマスを避ける方法を考えてみた。
▼気絶する
気絶していれば、主観的にクリスマスをスキップできる。「うボあー!そろそろクリスマスが来そう!」と思ったらカルシウム拮抗薬をオーバードーズして徐脈を発生させ、気絶しよう。点滴によって気絶する時間を調整し、「寝て起きたら年末」という状態を目指そう。
「あのっ…クリスマスの予定とか…あります…?」と女の子に照れながら聞かれたときは「クリスマスが嫌なのでカルシウム拮抗薬で気絶します」とマジキチスマイルで答えればよい。もう二度とクリスマスの話題をふってこなくなるはずだ。
▼つねくる
痛いと、その痛みに気を取られてしまうのが人間だ。だから12/24から12/25に掛けてほっぺをギュイーンとつねり続ければ、痛すぎてクリスマスに気づくことなく過ごすことができるだろう。クリスマスに気づきそうになったら反対側の頬もつねれ。
手が埋まってしまって不便なので、もしアレならノギスか何か買ってきてそれでつねればよろしい。
▼アベ政権を打倒する
アベ政権を打倒すればいい。野党をみるかぎり、もっとひどい政権が発足することとなるだろう。そうすれば景気は冷え込み、クリスマスを中止せざるを得なくなるはずだ。
アベ政権を打倒する方法は簡単だ。
- 「アベやめろ」と書いたプラカードを持って練り歩く
- 「アベやめろ」と叫ぶ
- アベをネットで叩く
- アベの選挙カーを囲んで罵倒する
これだけやれば気持ちが萎えて辞めるだろう。俺がされたら結構へこむ。問題としては、恥ずかしすぎて常人にはできないということだな。
▼12月25日から逃げる
時差を利用する。「2019-12-25 00:00:00」の緯度にギリギリ触れないように、付かず離れず逃げ続ければよい。日付変更線で12月25日の到来を待ち受け、地球の自転に追いつける速度でダッシュすればいい。赤道直下でやると距離がエグいので、北極点や南極点での実施をお勧めする。東から迫り西に待ち受ける12月25日に挟まれて死にそうになるかもしれんが、「ンニ゛ャア゛ーーーー!」と叫びながらジャンプして12月26日に飛び込もう。
◆ダメな例
▼月に行く
「月にクリスマスは無い」という発想は甘い。クリスマスは俺たちの心を蝕む病気だ。月に行ったところでクリスマスから逃げることはできない。
▼彼女を作る
駄目だ。許さん。
▼サンタを殺す
なんでだよ。可哀そうだろ。やめろよ。
▼トナカイと山下達郎を殺す
何がしたいんだよもう。お前ちょっとおかしくなっちゃってるよ。トナカイを殺してもクリスマスは来る。苦しいかもしれないが、現実を受け入れろ。
▼街往くカップルを殺す
うむ。一理ある。一理あるが、ポリスに逮捕されるのでやめとけ。
▼自殺する
何がお前をそこまで追い詰めるんだ。たかがクリスマスだ。落ち着け。俺の目を見ろ。ほら、来い。大丈夫だ。お前には俺が付いてる。大丈夫だ。
そうだ…俺たちは大丈夫だ…(目を瞑りながら自分に言い聞かせるように)
◆結論
去年も平日だったし、俺たち独身が凍えながら肩を寄せてスマブラ大会しようにも集まれないっすよね。パリピにもなりたくねぇし。だから今年も鍋焼きうどんにする。そう思ったら何か楽しみになってきた。鍋焼きうどん。
そう。高砂食品の鍋焼きうどん超うまいよね。電子チャージしてるだけある。電子チャージされたら流石の俺も堪らんです。美味いに決まってます。
東京で全然見かけないんだけど通販で頼むしかないんだろか。あるいは親に送ってもらうか。
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