※独り言
「シュレディンガーの🐱」という概念にゃんこを知っているだろうか。
これ、「シュレディンガーの~」的な誤用がされているように思えるから考察しておく。
※俺も別に物理専攻じゃないから、違うことを言ってる可能性高い。
◆解釈
じゃあまず、「シュレディンガーの🐱」のなんとなくの解釈についてWikipediaを参考にまとめる。
- 箱にニャンコ先生(CV:愛川欽也)が入っていて
- 同じく毒ガス発生装置が入っていて
- その毒ガス発生装置に「ガオガイガー」というセンサーがついており
- センサーが放射線を観測すると毒ガスが放出され猫が死ぬ。
- ただ、放射性元素の原子崩壊確率は観測されるまで確定されない。確率としてしか扱うことができない。
- だから、箱を開けるまで「にゃんぱらり or DEAD」はそれぞれ同時に有り得ている。
- 箱の中の猫はにゃんぱらり状態と死んでいる状態の重ね合わせです(適当)
上記が実際として有り得ねぇだろう(つまり、シュレディンガーの猫状態は現実に存在し得ないでしょう)。だから量子の理解っていうか考え方っていうか扱い方おかしくねぇか。という主張をシュレディンガーさんはしとったわけです。たぶん。
そして、「開けてみるまでわからない」の部分だけフィーチャーされて誤用がなされているように見受けられる。
▼例
ぼく「昨日まるごとバナナ買ってきた。うちの冷蔵庫に入れておいたよ。」
おまえ「やったぁ」
ぼく「あぁ。でも今日はゴリラの日だから、家宅に侵入したゴリラがまるごとバナナを食ってしまったかもしれんな。冷蔵庫みてみないとわからん。」
おまえ「シュレディンガーのまるごとバナナだね」
ぼく「御用だ!(激うまギャグ)」
◆誤用であるか?
誤用だと思うのは、ゴリラ起点だから。量子という、観測するまで確率としてしか扱えないものが起点だったからこそシュレディンガーの猫だったんじゃないのかね。
しかし、誤用じゃないとも思える。ミクロ的な視点からしてみれば「存在」とか全部確率の濃度になっちゃうらしいし。少なくとも今の量子力学では。
だからそれをぴゃーっとマクロな視点まで広げようとすると誤用じゃないのかもしれん。わからん…
誤用じゃないような気がしてきた。でもそれで言ったら全ての事象が不確定なんじゃないのか。「箱」すら不確定。
「存在確率が存在する」というハナシなのか?
まず、量子力学がホントに正しいかってのもわからんのではないか。「説明がつくから便利」の状態かもしれんね。そのへんはよくわからない。なにもわからない。三次元人間では到達できない真理なのかもしれない。
◆なぜ乱用されたのか
- 猫ってかわいいから。
- 「猫」部分を変えるだけで通るという汎用性の高さ。
- 「死んでいる状態と生きている状態」というのが中2の心をくすぐるから。
- 物理学とか思考実験とかの領域が中2の心をくすぐるから。
- 表現自体がウィットに富んでるっぽいから
◆「ファッ!?」の誤用
誤用じゃないパターンなんてあるわけ無いだろ!いい加減にしろ!
◆結論
すきにしろ。
ただ、俺は誤用と思っている。それを伝えたかった。
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