「ふーん」という言葉が好きだ。言うのも言われるのも好きだ。
◆ダジャレ
俺がクッソしょうもないダジャレをぶち込んだときの反応は大体以下のような感じになる。
- 苦笑い
- 「うわ」という顔
- 溜め息
- ちょっと笑う
- ダジャレをかぶせてくる
- ふーん(興味なさげ)
概ね全部好きだけど、一番笑えるのが「ふーん」だな。「ふーん」という人は実は少し笑っていて、もうちょっと押せば笑う。「聞こえなかったのかな」的な感じにもう一度言い直せば笑うし、顔をのぞき込むだけで笑う。それが好き。
◆困りごと
何か人に困りごととか話したときに気が楽なのは「ふーん」だ。
あまり親身になられてもその親身さを真に受けることができない。し、話すこと自体が面倒になる。親身になってもらうのが申し訳ない。こっちは世間話のつもりなんだが。
だからまぁ「ふーん」ぐらいがちょうどいい。何もしてもらいたくない。してもらいたかったら「頼み事あんだけど」と宣言してるわ。お前の耳に挟みたいだけ。聞いといて欲しいだけ。
「~が~でさぁ。どうしようかなと思って。」
「ふーん」
「ふーんだよね」
これでいい。
興味あんまりない感じにしていてくれ。
◆困られごと
どんな「こまってんだー」って話でも「ふーん」と言いたい。「うんうん!えー!キラやばー!マジ卍ー!」と言いたくない。できることなら。
でも口が回るたちだから、色々なアドバイスとか知っ得情報が勝手に口から流れ出てしまう。相手は感心している様子なんで俺もご満悦と言えばそうだが、もうちょっとスマートな感じにならんかね。
あと、「風邪ひいてて」みたいなのに「ふーん」して、その後の行動も興味なさげだったらそれは駄ふーんだよね。ふーん検定があったらもう落第ですわ。
体調不良をふーんしたら逆に気にかける行動をしないと悪ふーん(おふーん)です。冷ふーん(ひゃふーん)です。気にかける行動をできたんなら渋ふーん(しぶふーん)だし、温ふーん(ぬくふーん)です。エルフーン。
何もしてあげられないなら「ふーん」と言うべきではない。
◆カウンター
ゲームとかでドギツイ嫌がらせをしかけた時も「ふーん」と言われたい。その後の関係、足の引っ張り合いが盛り上がってくる。不敵な感じで。
◆結論
けどまぁ相手のテンションに合わせた方がいいよね。誤ふーんすると「なんだコイツ。ノリ悪いな。」って話になってくる。良ふーんできるように精進しようと思う。
この話きいて「ふーん」と思ったかも知れんが。それだよね。そのふーんがいいよね。Let’s ふーん。
いや、Shall we ふーん?
なんでもいいけど。
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