※注意:読まないでください。ほんとうに。

◆記事を書こうと思ったきっかけ

童謡「たき火」をご存じだろうか。

LINEのグループで普通の会話を楽しんでいる中で、自然と以下の替え歌が生まれた。

垣根の垣根の ケツマンコ
たき火だ たき火だ ケツマンコ
「ケツマンコ」
「ケツマンコ」
ケツマンぴいぷう ケツマンコ

これは、自分で作っておきながらツボった。忘れようとしても勝手に脳内再生され、笑いそうになる。リズミカルすぎる。

※補足:説明するのも恥ずかしいが、ナンセンスに分類されるものである。

そして、凄く…マジで近年まれに見る良質な替え歌であることは人文学の面からしても疑いようがないわけだけど、やっぱり下ネタだから上品な君らには低俗なクソソングとして唾棄されてしまう事うけあい。

つまり、面白いと思う人と思わない人がいる。不思議なことだ。面白いだろうが。

◆下ネタの輪

26にもなってケツマンコで爆笑しているのはどうなのだろうかと、不安に思ったこともある。が、特に困ったことはない。健康だし将来の夢もあるし飯はうまいし仕事は楽しいし小鳥はさえずってるし空は青いしケツマンコは面白い。

そして、同じくケツマンコで笑ってしまう友達がいるのは素晴らしいことではないか。俺たちはケツマンコで繋がっている。というか、ケツマンコで笑わない友達がいない。

しかし、ケツマンコが気持ち良くない人間がいるのも理解できる。なぜ俺の周りにはケツマンコでよがる下ネタ好きが集まったのだろうか。これはひとえに”淘汰”が働いたとしか思えない。ケツマンコに飲まれて消えていった人間関係があったのだろう。

◆真夏の夜の淫夢

日本のインターネットにおける代表的なミームは、ホモセクシュアルだ。ヤマジュンから始まり、ガチムチパンツレスリング、そして真夏の夜の淫夢である。

知らない人に説明すると、知らなくていいものだ。

補足:なぜAVではなくホモビなのかというと、女が絡まないからだ。面白い男たちに女が絡むと、途端につまらなくなる。絶対とは言わんが、概ねつまらなくなる。経験あるだろう。巧くやらないと女が絡んだ時点でつまらなくなる。女がただつまらない場合も多々あるが、男に性欲が発生してしまうから素直に笑えなくなることも多い。だから性欲が発生しないホモビデオは下ネタコンテンツとして丁度いいのだ。

そして、今どき芸能人や女子高生なんかもホモビデオのセリフを駆使してインターネット上で会話をしている。

何故こんな悲惨なことになったのだろうか。それは、当然ながら面白いからである。無論、前知識なく一人で見ても面白いものではない。単純にきもちがわるい。だが、界隈でネタにした時点で自動的に面白くなってしまう。

具体的に面白かったネタはもう数えきれないほどあった。

ホモビデオを切り貼りして動画を作ってる人間がいるという事実だけでもう笑みがこぼれる。加えてコメントも面白い。例えば「野獣先輩」と呼ばれている人物がホモセックスをしている場面があって、まぁセックスしてるわけだから苦悶の表情となる。それに対して「がんばれ」とか「まけるな」というコメントが流れた時は、抱腹絶倒した。布団に倒れこんで笑った。

ミームの参加者はウケを狙う事しか考えていない。人を笑わせることしか考えていないのだ。

けど、まぁ伝わらないだろう。嘘みたいではあるが実のところ、面白いと思う方が異常だ。だけど数十万人にとっては本当に面白いネタなんです。「見る抗うつ剤」とか言われるレベルで面白いし、元気を貰える。

◆不謹慎ネタ

不謹慎ネタも面白い。不謹慎が過ぎるからここでは言えないんだけど、最近起きた通り魔事件について「RTAかな?」とか「再走しろ」みたいなネタを言ってしまうし、聞くと笑ってしまう。

事件としては本当に痛ましく感じているし、遺族の気持ちを想うと心が苦しくなる。何でこんなことになったんだと、じっと考えてしまうくらいには真剣に悲しく思う。

それとは別に不謹慎ネタは面白い。何なんだこれは。そして周りの人間も笑っている。怖い。

◆弁護士

ネット上で長期間無能を晒し続けた弁護士がいて、ソイツをからかい倒すミームも流行った。

弁護士への殺害予告をして送信者情報を開示されるかどうかをチャレンジする「チキンレース」なる遊びが流行った。どこまでの殺害予告がセーフなのかというギリギリラインを攻める様は、もう意味が分からない。面白い。「この殺害予告はセーフである」という理屈を纏めたものはセーフ理論と呼ばれている。

「殺害予告が面白い」の意味は実情を見なければ何とも言えないだろう。だが、超絶面白い。殺害予告には変わりないんだけど、彼らは状況を利用してウケを狙っているだけだ。

また、嫌がらせする手法を「~路線」と呼称し、本当に様々な路線が開拓された。思いもよらない、天才としか思えない嫌がらせが数多開発された。

ただ過激なだけの嫌がらせはつまらないものが多かったが、例えば庭に繁殖力の強いミントをばらまく「ミント路線」なんて嫌がらせは、噴飯ものだ。「ライブラ路線」「協賛レース路線」とかとか、ホントもう色々。笑うしかない。

アレらもまた、一つのコンテンツとして完成されていた。弁護士やら民間人を使って人を笑わせるという不謹慎極まりないコンテンツだ。

これもまた面白い理由が分からない。ただ純粋な、根源的な面白さがある。

笑い事じゃないのは分かる。でもどうしようもなく笑ってしまうのだ。決して他人の不幸が面白いわけではない。「それありかよ」みたいな笑いが起きる。

◆結論

下ネタやら不謹慎ネタがツボにクリティカルヒットしてしまうのは良くないことである。が、正常な人間になってしまうのは非常に惜しい。すんごい楽しいんだもの。別に自己嫌悪とかもないし。

エンジョイしてしまっているだけなんだ。わかってくれとは言わないが。

これからも引き続き世間にバレないように生きていこうと思う。