短いブログを書くテスト。

俺の人生がギャンブルだったんで、それについて。

ギャンブルだから、チップをベットしてリターンを得たり時にはスったりすることになる。チップの種類を考えたとき「金」「資産」「時間」「体力」「健康」「プライド」「家庭」「老後」「命」「人生」とかがテーブルに上がるわけであるが、その中に「恥」というチップがある。

この恥チップを失う(失うというか得る?)ことを無用に恐れることが多かった。「大恥」になるとミソりが発生したりして危険らしいんだが、それ以上に恥を恐れていたように思う。

「いい大人が」とか「ダメだったら恥ずかしい」とか、ある。でももう少し大胆にやっちまってもいいんじゃないのか。人に迷惑かけない程度に。

ギャンブルだからそりゃチップはスる。恥はかく。だけど、ある程度かき捨てるくらいの度胸をみせろよと。逆に「どう恥をかくか」くらい考えても楽しいだろ。

ギャンブルのディーラーは他人だ。俺は金や時間や恥をベットし、ディーラーに半ば委ねる。ディーラーにもいろいろいる。ルール厳守の堅物もいるし、イカサマディーラーもいる。賭けた恥を見逃してくれる菩薩もいるし、俺が賭けたスポットに一緒に賭ける酔狂もいる。賭けたチップを放置したり、忘れるディーラーもいる。

そして俺もディーラーだ。「好いディーラー」が客として賭けに来た時は、こっちだって最大にもてなさなければ罰があたるだろうな。さらに言えば賭けに来てくれた事それ自体が有難いことだ。それを邪険に扱ってはダメだ。「賭けてみてよかった」って思ってもらえるような態度でありたいよな。

手持ち無くなっても賭けようとするやつはガードマン呼ぶしかないがな。

高い視点からみると「好いディーラーかどうか」を判別するために少額のチップを賭けてみるのもいいだろう。逆に「好い客かどうか」も、ルーレットを回してみるまで分からない。見た目や言動の些細な違和感で客を追い返すのはやめよう。どんなにアレでもせめて1、2ゲームくらいは付き合ってやる遊び心、余裕を持ちたいもんだ。

沢山の人に賭けて貰えるのはきっと楽しい。短い時間の交流であっても人生に色を付けてくれるはずだ。客が固定じゃ飽きてしまってつまらない。

残念なことに、ディーラーを固定、客を固定しようと努力している人が結構いる。「いいのかそれで」と思う。世界は広いし、時間は限られている。安定だけ考えて、ただただ生きようとする戦略はどうだろう。最後は全部のチップなくなるんだぜ?破産しない程度に遊んだほうがいいだろ。

あとは、人生を何処に賭けるか。せいぜい85枚しかない人生チップを、つまらんディーラーに委ねずに済むようにせねば。その他の何のチップでも、どこにいつ賭けるかはよくよく考えねばなるまい。

体力と時間を無意識のうちにベットしてはいけない。簡単な方にベットしてはいけない。チップを提供するな。搾取されるな。

そんなことを今適当に考えた。

これでおよそ1100文字。なんとなく時間計ってみてもよかったかもしれないな。多分一時間はかかってない。とは言え、いつも通り読み直して推敲なり追記するかもしれんがな。