みたよ。

原作は未プレイだよ。

◆どうだったか

アメリカンだった。

◆よさ

グラフィックがちゃんとしてたね。ポケモンの種類も結構いたね。3Dモデルおこすの大変だろうからって心配してたけど、思ったよりいてよかったわ。毛プリンは嫌だった。

内容としては、子供向けと考えたら結構いいんじゃないかな。微ホラー要素あるけど。

ピカチュウのウィットに富んでるトークもなかなか良かった。普通に笑えた。

◆よくなさ

▼オチが雑

ご都合主義がエグかった。社長の息子さんの捕まり方が超適当だったのはワロタよ。その社長が体ほっぽりだしてラジコン動かしてるのも杜撰すぎる。部下がメタモンオンリーってなんだ。時間の流れもおかしい。どっかで狂ってる。

社長の行動原理も意味不明すぎる。何がしたかったん。ミューツーの言動も意味不明。何も理解できない。オメーも何がしたかったの。話を進めるための部品に堕とされてんな。

▼貧困なシナリオ

ぴかちうにガスが効かないって設定をやっても良かったんじゃないの。それも綺麗にミステリーにできたじゃん。ピカチュウが何となくガス回避してる感じが三回くらいあったのが違和感だった。狂竜化しろやと。

ミステリーとしてなんか半端。ピカチュウの頭がもっと切れてても良いと思った。探偵ワナビーみたいな感じでしたね。頭脳バトルは全くなかった。バイキンマンの変装を見破れないレベル。

話が繋がって謎が解けるんじゃなきゃだめだろ。

「そんなんジュラシックパークでやってろ」ってくだりも多かったな。大規模なアクション映画を見に来たんじゃない。探偵ものだから心理戦とか、犯罪組織との小競り合いとかそういうのが見たいんですよ。そしてポケモンだからポケモンの活躍を見たい。

▼世界を活かせてない

ポケモントレーナーが全然活躍してなかった。ポケモンという世界のエロさについて知らないのか。

ポケモントレーナーってめっちゃかっこいいんだぜ?ポケスペみろ。あんなん幾らでも設定つくりこめんだろがい。

主人公がポケモン持ってない代わりに、魅せることができたじゃん。現実世界の俺たちもポケモン持ってないわけだから、「ポケモントレーナーすげーかっけー!」って主人公に没入させることができたはずだ。

ポケモンが愛玩動物とか安い労働力でしかなかった。

▼風呂敷の畳めなさ

主人公とパパンの間に確執があるみたいな雰囲気だったけど、あれいらなかったね。まるまるいらなかった。仲良しで問題なかった。回収する時間無くなってんじゃん。

確執があるならあるなりの和解エクスタシーが必要じゃん。その辺がフワッとした。「追っていく中で父親の人物像が見えてくる」みてぇなこともなかったし。

あと主人公のポケモントレーナーになりたいっていう夢は何だったの。マイナスを放っておいて終わらせないでくんない?エンターテインメントなら最後には全部プラスにしてまるく収めろ。ポケモントレーナーのくだりもいらねぇだろ。昇華できねぇなら時間の無駄。

女とのロマンスも微妙。ちゃんと畳め(意味深)

▼エンディング

糞かよ。同人以下の作画レベル。妙なフォントのキーワードふわふわ。

あと、エンディングに限らず、曲に違和感があった。矩形波をねじ込む必要はない。センスが無かった。

◆結論

やっぱり「いやぁ」って感じはイノメノンだけど、面白いところもあった。みてもいいし、みなくてもいいよ。