そんなに難解じゃないし考察する必要もあんま無いと思うけどする。
あと、あのクソCM作るのに加担した奴、会ったら月夜の晩だろうが何だろうが全員殺すからな。

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記念撮影の歌詞はこちらから

※おことわり※

実は俺はMotoo Fujiwaraじゃないから、この歌詞解釈は間違っているかもしれない。騙すようなことをして申し訳ない。Motoo Fujiwaraを期待してリンクを踏んだ幼気なホモガキに対しては謝っても謝り切れない。だから謝るつもりはないし、むしろ逆に謝って欲しい。

「ちょっと歌詞解釈間違ってんよ~(指摘)」って思ったら遠慮なくコメントをしてくれ。なんか知らんがこのブログ全然コメントが付かない。

目的や理由のざわめきからはみ出した 名付けようのない時間の場所に

例えば何らかの行動をしたときに、その目的やら理由を聞かれることがある。
あるいは逆に、「~になるために塾に行かなければならない」「~をするために部活動をしなければいけない」というように、理由や目的から行動を求められることがある。
そういうような「ざわめき」からはみだした「名付けようのない時間」の場所に、紙飛行機みたいにふらふら飛び込んだ。

「はみだした」だけで、常に「ざわめき」の外にあるわけでは無い。

「ざわめき」っていうのは、本来音なんだけど、沢山のものそれぞれから発せられて、煩わしいものであるという共通点から例えに使われたんだろう。
そこまで丁寧に説明すること無いか?無いな。

「名付けようのない時間」「の場所」っていうのは、うん。そのまま。でも面白い言い回しだ。

紙飛行機みたいに ふらふら飛び込んで 空の色が変わるのを見ていた

そこに「紙飛行機みたいにふらふら飛び込ん」だ。能動的に飛び込んだわけでは無く、気が付いたらそこにいたっていうようなイメージだろう。

「空の色が変わる」っていうのは、世界が時間の流れの中で変わっていく様について言っているのだろう。
世界っていうのは、「社会」ではなく、自分を取り巻いている環境の事。
「見ていた」っていうのが何となく他人事な感じ。

この記事を読んでるお前は、空の色が変わるのを見たことはあるだろうか?
目的無く(あるいは空の色が変わるのを見るために)早起きして、空の色が変わるのをみたりすれば、何となく気持ちがわかるんじゃないの?(適当)
冬になる前にやってみれ。
いや、冬でもいいんだけど、冬は当たりを引きづらい。あと寒いし。

遠くに聞こえた 遠吠えとブレーキ 一本のコーラを挟んで座った

大体のイメージは「狭めで誰もいない公園のベンチで、近くに中学校とか高校がある。放課後。」かな。これは人によって場所が変わるだろう。学校のコンクリ階段かもしれないし堤防の上かもしれないし。
一本のコーラを挟んで座っている二人の性別は、難しいけど男と男だろう。男と女だと歌詞を読み進めた時に一貫性がなんか・・・乱れる?感じ?みたいな?
女と女・・・あるのか?わかんない。俺男だから。つーか歌詞で僕って言ってるし。

好きなだけ喋って 好きなだけ黙って 曖昧なメロディー 一緒になぞった

「したいことしてた」「なるようにしてた」って感じ。
男二人が特にすることなく座ってたら大体こうなるでしょ。なったし。
女二人が特にすることなく座ってたらどうなるかはわからんが、何となくこうならない気がする。なるの?いやごめんわからん。
わからんけど、そもそもその状態になりづらいと思う。三人以上になろうとするか、なにかすることを見つけるんだと思う。(偏見)
「することが無くて座ってて、スマホも触らないでなんとなく話したり話してなかったりする二人組」を全世界で抽出すれば男の方が多いと思う。

まぁなんでもいいか。よく考えたらどうでもいいわ(レ)

やりたい事がないわけじゃないはずだったと思うけど 思い出そうとしたら 笑顔とため息の事ばかり

ここで、曲を聴いていた人は「視点が違う」ということに気づかされる。現在の人間が過去について歌っていたらしい。
その「過去」について、「やりたい事がないわけじゃないはずだったと思う」と言っている。
昔の自分がやりたかった事を思い出そうとしても、どうでもいいことが楽しかった記憶とか、どうでもいいことが悲しかった記憶しか思い出すことができない。

なんで「昔やりたかった事」を思い出そうとしてるのか っていうのに注目しなね。

ねぇ きっと 迷子のままでも大丈夫 僕らはどこへでも行けると思う

過去の僕視点なんだろうか?現在の僕視点なんだろうか?
多分過去だと思う。なぜなら、曲の最後で同じ歌詞が出てくるんだけど、それが現在の僕視点であるから。

理由になってないか。

えーと。後で説明があるけど、この「僕」は現在、迷子になっている。その終着点として「迷子のままでも大丈夫」に行きつく。それがこの曲の結論なのに、こんなに早く出しちゃったらダメでしょ。
あと、(現段階では)現在の僕は「僕ら」って言えるほど「君」に近くない。「ねぇ」とか言える距離感じゃない。
で、過去の自分も、迷子になっている。が、とにかく若いし未来がある。「どこへでも行ける」っていうのが良く当てはまる。

これで納得していただけないだろうか。

「」で囲まれていない理由は、過去の自分が直接口にしたわけじゃないから。君に対して「僕らはどこへでも行けると思う」とか口にしたらもう気持ちの悪いセリフになってしまう。

君は知っていた 僕も気付いてた 終わる魔法の中にいた事

若いって素晴らしいことだよ。(25歳並みの感想)
「魔法」っていうのは、「若さ」・・・でもないんだけど、「特に何でもない時間の場所で特に何も考えずにいられる」ような事。
それが、失われてしまうということを君は知っていたし、僕も気付いていた。が、そのことについてわざわざ言及することもなかったんだと思う。

昨日と似たような繰り返しの普通に 少しずつこっそり時間削られた

現在の事を歌っていると思われる。あんまり自信ないけど。
「少しずつこっそり時間削られた」っていうのは、すごい要約すると「(純粋な意味での)自分の時間が減っているよ」ってことか。紙飛行機みたいにふらふら飛び込んで空の色を見る時間もねぇよ。
本来の自分っていうのはもう、すべきことが無い完全にニュートラルな時に見えるものでしょう。で、今はしなきゃいけないことがあるから、それにこっそり時間を削られている。
「こっそり」っていうのは、「自分の時間が減っていることに気づいていなかった」「自分の時間だと思い込んでいた」ような感じか。

瞬きの向こうに いろいろいくつも 見落としたり 見落としたふりしたり

「瞬きの向こうに」っていうのはどういう意味だろうか?シャッターとかけてる?わからん。

自分の人生の目的だとか、自分が本当にしたい事だったりを見落としたり、本当は気付いているんだけど気付かないふりをしている。
直視すると面倒なことになるから。

あれほど近くて だけど触れなかった 冗談と沈黙の奥の何か

ここからは過去の事について歌っていると思われる。んだけどどうだろう。ずっと過去について歌っていたんだろうか?
でも「あれほど」って言ってるから主観は現在の自分だよね?だから合ってると思うわ。
例えば「見落としたり見落としたふりしたり」も現在の自分の主観で現在の事を歌っている。

「冗談と沈黙の奥の何か」っていうのは、魔法が終わることについてだろう。
魔法が終わることが近いということを知っていた。だけど触れなかった。
わざわざ説明したけど、そのまま「冗談と沈黙の奥の何か」で理解してしまってもいいかも。

「沈黙の奥の何か」っていう表現がいいね。相手としゃべっていない時に、特に何か考えているわけでは無いんだけど思っている、ぼんやりとした何か。

ポケットには鍵と 丸めたレシートと 面倒な本音を つっこんで隠していた

ポケットに鍵入ってたり丸めたレシート入ってたり。まぁあったわな。なんかの比喩ではないと思う。
「面倒な本音」っていうのは、将来への不安だとか、ずっとこのままでいたいとか、大人になりたくないとかそういう話だろう。それを考えてもしょうがないんだけど、つい考えてしまう。人に話してどうなることでもない。面倒。

固まって待ったシャッター レンズの前で並んで

タイトルにもある「記念撮影」をする場面。引き続き過去についての話であろう。

とても楽しくて ずるくて あまりに眩しかった

なんか、高校を卒業した時の話なのかな。

・高校生が二人いて、家が近所同士である。
・高校を卒業する。
・卒業式が終わって、帰る。そいで、親が記念撮影をしようとか言う。
・二人、シャッターの前に並んで、記念撮影をする。
とかだろうか。多分に推測が混ざるが。
高校で記念撮影をしたんなら記念撮影の被写体が二人っきりにはならんだろう。

いや、あれ?二人だけの写真じゃないんだろうか?
クラスの全体写真?でも全体写真って「記念撮影」って言うか?・・・言うか。
いやでも、クラスの全体写真って「楽しくてずるくて眩しい」感じするか?
クラスの全体写真じゃない、三人以上の記念撮影なら、これもなんだろう。固まって待って撮るような感じじゃないような気がする。

まぁいいや。
その学生時代がとても楽しくて、ずるくて(≒うらやましくて)、あまりに眩しかった。

そして今 想像じゃない未来に立って 相変わらず同じ怪我をしたよ

学生の頃に想像した未来はもう現在である。そして、そのころと同じような失敗(寝坊とか、宿題忘れとか?)を懲りずにしている。

「大人になったら失敗なんてしなくなるんじゃないか」「何かが変わるんじゃないか」となんとなく思っていたけど、そんなことは無かった。みたいなことだと思う。

掌の上の 動かない景色の中から 僕らが僕を見ている

「記念撮影」の写真を手に持っていて、その中に映っている過去の僕らが現在の僕を見ている。
記念撮影の写真を見つけて、それを見た時に、今までの歌詞のようなことを考えたのだろう。

目的や理由のざわめきに囲まれて 覚えて慣れて ベストを尽くして

現在は目的や理由のざわめきに囲まれながら生きている。昔は違った。
その中で、例えば仕事を覚えたり、慣れたり、ベストを尽くしている。
「ベストを尽くして」っていうのは、んー。つまり、学生の頃はベストを尽くす必要がなかった。「あるがまま」は覚える必要も慣れる必要もベストを尽くす必要もない。無為に、自分の時間を生きていたっていうこととの対比だろうな。現在は日々のタスクを自分の持てる精一杯の力で片づけている。
良いことなんだけど、「良いのか?」って問いかけてるような感じ。

聞こえた気がした 遠吠えとブレーキ 曖昧なメロディー 一人でなぞった

なんかアニメとかドラマっぽい演出。
なんとなく思い出はおくせんまんのMV思い出したわ。あれも初めて見た時泣いたな。

目的や理由のざわめきの中で、なんかのきっかけで、あの頃のことをふと思い出したんだろうな。
で、そのころの二人が共通で知っていた曲を小声で、あるいは鼻歌でなぞった。

そこのお前。ちゃんと感情移入して聴け。

言葉に直せない全てを 紙飛行機みたいに あの時二人で見つめた レンズの向こうの世界へ 投げたんだ

Q:投げたのは誰?
A:過去の自分かな。多分。「レンズの向こうの世界」っていうのは「未来」の事で、現在の自分がレンズの向こうの世界に投げるのは変。「今の俺どうなんだ?」って曲なのにレンズの向こう(未来)にそれを投げてどうする。
「過去の自分」は、言葉に直せない全て(多分未来に対する期待や恐れがごちゃごちゃになったもの)を、レンズの向こうに託した。レンズの向こうには「現在の自分」がいる。

「紙飛行機」って言葉は曲の最初にも出てきたけど、そんなに繋がりを意識しなくてもいいような気がする。ただ「紙飛行機みたいに投げた」だけ。
スィーっと投げて、あとは「遠くへ飛びますように」って感じ。

想像じゃない未来に立って 僕だけの昨日が積み重なっても

君とはもう離れてしまった。そして、過去に想像していた未来に今、立っている。

「積み重なっても」っていうのは自分だけの写真が積み重なっていくイメージ。気のせいか?
「僕だけの今日」じゃなくて「僕だけの昨日」って言ってるのは、今日はそんなに「思い出」じゃないから。
昨日っていうのは「直近の過去」を表現している。その「昨日という過去」が一つずつ積み重なっていく。

その昨日の下の 変わらない景色の中から ここまで繋がっている

昨日の下の昨日の下の昨日の下の・・・って遡っていって、「記念撮影」をした時にぶつかる。
その写真は「ここ」すなわち今日まで繋がっている。

迷子のままでも大丈夫 僕らはどこへでも行けると思う

迷子のままでも、過去から今日まで来ることができた。だから、大丈夫。
これから先も、僕らはどこへでも行けると思う。

君は笑っていた 僕だってそうだった 終わる魔法の外に向けて

泣ける。「僕だってそうだった」っていうのが泣ける。
「僕らは笑ってた 終わる魔法の外に向けて」の114514倍は泣ける。

レンズの向こうは「未来」である。(図らずも)その魔法が終わってしまう未来に向けて二人は笑っていた。
その「笑顔」の意味としては、意味なんてあるか!(豹変)
感じろ!

今僕がいる未来に向けて

BUMPの曲の考察何個か書いてて思ったけど、こういう終わり方多いな。
前の歌詞を別の言葉で言い換えて繰り返したり、補足を付け足すパターン。
曲の終わり感があっていいし、歌詞的にも分かりやすくなってる。

ロストマン」を初めて聴いたときに、最後の「正しさを祈りながら」で「えぇ?」って思った後に「再会を祈りながら」ってのが続いたときは「おー(約2名)」って思った。

結論

いい曲。